組織の誤解、錯覚と姿勢のルール
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ1544日目
おはようございます!
昨日は暑いくらいの一日でしたね。
一転して今日は雨です。
毎日の気温差など体調を崩しやすいので、
身体を冷やさないようにお過ごしくださいね。
さて、
昨日の話の続きです。
織学という会社の組織作りを学んでいますが、
人が迷うことで時間をロスすることが
業務のスピード感を奪っています。
そんな迷いは誤解や錯覚から生じています。
その代表例を今日もご紹介しましょう。
会社の目標管理や評価制度の中を
あらためて見直してほしいのですが、
例えば、
「遅刻をしない」
という項目が目標や評価の項目に
入ってはいませんか?
これは錯覚を生んでしまうので
止めた方が良いのです。
理由は簡単です。
これは評価されるものではないからです。
というのも、
遅刻をしないというのは
100%守るべきものであり、
この会社に居るための絶対的なルールなのです。
こういうルールのことを
姿勢のルールと言います。
この姿勢のルールは、
守って当然なので評価するものではないのです。
なぜ評価に入れてはいけないのかというと、
もしも朝寝坊をしてしまったときに、
頑張って向かえばギリギリ間に合うかもしれない。
でも、
今月の評価はポイントが多くあるので
遅刻してマイナスポイントがついても
「ま、いっか」
と考えられてしまう可能性があるのです。
マイナス評価であることを受け入れれば
守らなくても良いルールだという
まさに錯覚が生じているのです。
しかし姿勢のルールは
絶対なのです。
これを守らせようとしても、
錯覚がある状態だと守らせられないのですね。
だから評価する項目というのは、
行動による成果にすべきですよね。
姿勢のルールを守らない場合は
就業規則に従って処分の対象となるわけです。
あまりに酷ければ解雇となってしまいます。
そもそも姿勢のルールを守らない時点で
その会社に居たくないという
意思表示なのかもしれませんね。
実は藤垣会計では、
評価制度の運用前の試用期間中なのですが、
この姿勢のルールが評価の中の
ほとんどを占めています(^-^;
これから大きく形式を変更していって、
もっと誤解のないスッキリした使いやすい制度に
変えていこうとしていますよ。
評価する側も抽象的なものばかりあると
迷ってしまいますから、
明確なものを作ることは良いことだと思います。
織学にご興味があれば紹介しますよ。
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