組織の誤解と錯覚
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ1543日目
おはようございます!
今日は久しぶりの税務調査立会です。
さっさと終わるようにテキパキ臨みます(^^)
さて、
今日は組織づくりの話しです。
実は藤垣会計では評価制度を作るために
コンサルを受けています。
今年の年初から評価制度の運用の準備に入りましたが、
いかんせん自分であれこれ書籍を読んで
作ってみたものなので、
細かすぎて項目も多すぎ、
しかも評価の基準が明確ではなく、
さらには自己評価の項目まであり、
非常に複雑怪奇な状態となっています。
それぞれの項目の中身については
大切だと考えている項目なので、
そこはスタッフたちには守ってもしいのですが、
やはり素人がいろいろ時間かけるより
プロと取り組んだ方が速いというわけ。
でね、
その会社の考え方って
とても独特に聞こえるのですが、
組織の中にある微妙なズレを無くすことで
ストレスなく成果を上げていける組織ができるのです。
代表的な錯覚って、
経営者が若い社員を励ますために
飲み会に連れて行ってあげること。
社員思いの経営者に見えますが、
もしも経営者がその若手社員の仕事の指示をしたり、
要望を聞いていたりすると、
それは大きな問題なのです。
なぜだか分かりますか?
経営者がその若手社員に指示を出すようになると、
その若手社員の直属の上司って
存在意義がありますか?
この状態が続くようだと、
若手社員は直属の上司の言うことは聞かずに、
直接経営者の意見を聴きに行くようになるかもしれません。
これを「一つ飛ばし」と言って、
組織の階層を飛ばして指示命令すると、
組織の流れが狂ってしまうのです。
若手社員は上司の指示に従わなければならないのに、
そうではないという誤解や錯覚を持ってしまうのです。
そうならないために、
ルールや役割を明確にして、
迷わない組織にしなければならないのです。
うちのようなまだ小さい組織でも、
階層を作ると
流れというものを意識するようになります。
あなたの組織でも、
一つ飛ばしは起きていませんか?
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