過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。

毎日ブログ1549日目

 

 

おはようございます!

良い天気の日が続きますね♬

気持ちの良い秋晴れは気分も上げてくれます。

今日は遠方のお客様先に出かけますが、

ドライブも気持ちがいいものです(^^)

 

 

さて、

「ついうっかり」と言いながら

報告をよく忘れる人がいます。

なぜ人は忘れるのか?

と脳科学的なことは分からないのですが

どうしたら改善するのかを

考えてみたいと思います。

 

あなたの部下は適切なタイミングで

必要なホウレンソウができているでしょうか?

そもそもホウレンソウをする習慣がなければ

報告、連絡、相談はそれぞれどんなタイミングで

どうやってすればよいのかも分からないでしょう。

 

 

会計事務所って面白い業界で、

担当者というお客様担当が

全てのお客様情報を抱えているのが

一般的な組織なんですね。

だから、

そのお客様がどんな仕事をしていて、

役員の構成や売上がどれくらいあるかなど

他の担当者のお客様のことはほとんど知りません。

こんな状況は多くの意味でリスクを背負っているので、

藤垣会計ではチームで一人のお客様を担当する組織の形に

変化させているところなんですね。

 

 

でね、

こういう担当者制の一番怖いところが

情報のブラックボックス化なのです。

担当者が病気で休んでしまったら、

そのお客様については誰も何も分からない。

資料がどこにあって何を預かってるかも分からない。

電話で質問を受けても誰も分からないというのが

ブラックボックス化した状態です。

こういう状態が当たり前の組織では、

ホウレンソウって全く必要がないんですね。

誰に伝えるでもなく、

報告するときは税務調査があるときや

顧問解除など大きな問題が出てきたときくらい。

 

 

そもそもなぜホウレンソウをしなければならないかと考えると、

その優先順位が低いから伝えることを忘れてしまうのですね。

本当の意味で重要なんだと

自分の中に腹落ちしていないんです。

思考にも習慣があります。

ついうっかりでは済まされないこともあるのに、

大事なことに限って報告を忘れてしまったり、

同じお客様に連続してミスが起こったりするのです。

 

 

人は重要でないことは記憶には残りません。

超短期記憶のようなものは、

すぐに

「あれ?なんだっけかな?」

と忘れてしまいます。

ウッカリをなくそうとしても

今までと同じことをしているから

同じミスをするわけで、

普段自分がやってこなかったような

新しいやり方で覚えておくようにしないと

変わらないのです。

「忘れないように気を付けます!」

「次は頑張ります!」

で治れば誰も苦労はしません。

私は組織人として、

仕組みの中でホウレンソウを

せざるを得ない仕組みを作ります。

ルールや評価の中で

自分が何を求められているかを

明確にしていくことが

行動につながる道なので、

ここを明確にしていきます。

 

 

個人的には、

私も人の名前などが出てこなくなってきたので、

いろいろ工夫しています。

あなたは忘れ防止で何を工夫されてますか?

 

 

 

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