過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。

毎日ブログ1569日目

 

 

おはようございます!

日中は気温が上がるので、

光が入る部屋にいるとポカポカしてますね。

でももう11月の後半、

冬の始まりです。

油断しないように暖かくして過ごしましょう。

 

 

さて、

税理士事務所の年間スケジュールでは、

大きく閑散期と繁忙期に分かれるのですが、

いよいよ12月から5月までの繁忙期が

近づいてきました。

私がこの業界に入った25年前では

電子申告もなく、

振替伝票を手書きで書き、

科目印をバシバシ伝票に押して作業をしていました。

手作業が多くて、

確定申告となると毎日12時近くまで残業しなければ、

仕事が終わらないというのは

当たり前の常識でした。

 

最近では

あの頃からすると環境が激変しました。

昔はシリアルプリンターで

申告書をセットしてから

ジーコジーコと印刷をしていたものです。

今では電子申告なので

そんな印刷そのものが要らないんですよね。

お客様に返却するため、

レーザープリンターで印刷して

押印をいただきますが、

この押印もお客様にオッケーをいただく意味で

印鑑を押してもらっています。

この印鑑ももうすぐで無くなる見込みなんです。

 

 

こうやって電子化や業務効率は

上がっていきますが、

それに伴って仕事のスタイルが変わっていきますよね。

働き方改革によって、

有給の消化や残業時間の限度が決められ、

余計に仕事をすることが悪であるかのような

印象操作がされてきました。

しかし、

残業は不要になることはありません。

 

 

というのも、

仕事は年間通じて繁忙期と閑散期があり、

これはどんな業界でも多少は波があるんですよね。

そのときに繁忙期に残業しないで済むように

人員を確保していたとしたら、

その会社の経営はどうなると思いますか?

 

 

そうです、

繁忙期のために人を確保していると、

閑散期には仕事がなくて困ってしまうんですよ。

人を余らせてしまうんです。

だから、

繁忙期の仕事量に社員の人数を合わせてはいけないのです。

閑散期にちょうど良いくらいに社員数を設定すると、

繁忙期では人が足らなくなり残業となります。

このときの残業が酷すぎるようなら

人員を増員する必要があるのでしょう。

こうやって会社の人員は増えていくのです。

 

 

だから、

残業をしなくてよい会社なんて

存在しないんですよ。

繁忙期にも残業しなくてよいなんて、

普通では成り立たないということなんです。

だから、

特に年間の忙しさに波がある業界では

残業は悪ではなく必要なものなのです。

藤垣会計でもそうなんですよね。

だから残業は悪ではありません。

 

 

 

ただ、

唯一この理論から外れる方法があるんです。

それがいま藤垣会計で取り組んでいる

製販分離という業務改革です。

仕事を平準化することが一つの目的になっているので、

年末調整や確定申告の仕事を

以前より大幅に早めて取り組むことで

波の大きさを低くできるんですよ。

そうすると繁忙期の一時的な忙しさは

大きく緩和されていくのだと思います。

この取り組みは数年かけて行っていくのですが、

一歩ずつ着実に進めていきたいですね。

 

 

それまでは、

まだまだ残業はなくなりませんが、

みんな、もう少し辛抱してね(^^)

 

 

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