付随業務と付帯業務
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ1614日目
おはようございます!
いよいよ今年も残すところあと一日となってしまいました!
今年は大寒波の影響で雪が降りそうです。
くれぐれもお気を付けくださいね。
私の年始は河口湖の近くで三日間過ごします。
寒いけど雪は降らないようなので良かったです。
先日久しぶりに自分の趣味にお金を使いました。
カメラのレンズを新調したので、
ようやくカメラを持って出かけたくなりました♬
さて、
今日の話は仕事の話です。
年末に話す内容ではないかもしれませんが、
来年の事務所の目標とも重なる内容なのですが、
あなたの仕事の付随業務ってなんですか?
付随を辞書で調べると、
「おもな事柄につれて動くこと」
つまり、
おもな仕事につれて生じる仕事です。
データ入力が主な仕事だとしたら、
そのために準備が必要があれば
それが付随業務ですね。
おもな仕事が発生すると
それにつれて生じるものなので、
省略することは難しいのかもしれません。
では似た業務で付帯業務という言葉もあります。
これって何ですか?
付随業務との違いは分かりますか?
付帯を辞書で調べてみましょう。
「おもなものに伴うこと」
付随との違いが微妙に感じられる言葉ですね。
具体的にどう違うか考えてみると、
付随とは異なり、
一緒におこなうことだったり、
セットとして行うこと。
そんな意味合いに聞こえてきます。
つまり付帯業務とは、
おもな仕事とセットにして提供する業務なのかもしれません。
飲食店の次のメニューがあるとしたら、
Aメインディッシュ
Bデザート
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Aの付随業務と言えば、
メインディッシュを注文されたら、
料理の説明をすることは付随業務です。
メインディッシュの提供に伴って行うことだからです。
Bのデザートは単体での注文はできません。
セットメニューになっていればBデザートを提供するもので
これは付帯業務と言えます。
Aが発生したからと言って
Bが自動的に発生するものではないということです。
仕事って、
明確に区分されていないとしたら、
そもそも付随業務と付帯業務の違いさえ
理解されずに提供していることって
ありませんか??
依頼されてもいないのに、
こちらが勝手にサービスの範囲だと勘違いして
Bのデザートまで付けてしまうんです。
そうすると、
時間はかかるし利益は赤字になるし、
お客様は満足してくれると思うのですが、
その価値を伝えられていないので、
赤字で業務をしているのに、
それが当たり前だと思われてしまうんです(^^;
とても悲しいことですね。
経営者として私は反省すべきことがたくさんあります。
上記の区別が全くできていないし、
担当者まかせで仕事をさせているので、
何でもこちらの仕事として受けてきてしまうんです。
来年は残業時間を短くしたいと考えています。
毎年残業時間が増えていて、
このままではいけないからです。
でもただ早く帰れと言っても
無理な話ですよね。
だから、
事務所の業務の標準となるプロセスを一から作り直して、
まず付随業務を小さくすること。
次にお客様ごとの仕事の範囲を明確にし、
事務所のメニューや料金を徹底的に見直したいのです。
これをしなければ、
根性論で頑張れというだけで
何も改善されないからです。
うちの事務所は
業界の中ではペーパーレスなど
進んでいる部分はありますが、
根本となる部分はまだまだなんです。
なぜかと言うと、
それはメンバーの頭の中にある当たり前の業務が
まだ壊せないから。
どれだけ仕組みを作っても、
それぞれの感覚を変えてもらえなければ
何も変わりません。
来年は意識を変えるところから
毎日メッセージをしていきたいと思っています。
課題が明確にたくさんあって、
来年も頑張ります(^^)/
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