生産性が上がるとみんなハッピー!
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ1625日目
おはようございます!
連休も今日で終わりですね。
会計事務所ではこれから繁忙期に入りますので、
この連休はあまり出かけずにゆっくり過ごしてました(^^)
職種によって繁忙期ってあるんですよね。
会計事務所では12月から5月までの半年は
残業が多くなるんですよね。
年末調整から始まり、
確定申告があり、
3月決算の申告が来て、
社会の仕組みが私たちの仕事の波を作っているんですね。
あなたの仕事では繁忙期はありますか?
仕事の生産性ってご存じですか?
一般的には従業員一人当たりの売上高をいいます。
会計事務所では平均800万~900万とか言われています。
しかし高付加価値を提供している都心の会計事務所では
一人当たりの売上高は2000万近いんです。
一人当たりの売上が高いってどういうことだと思います?
これは会計事務所の話しではありません。
これは仕事の時間単価が高いか、
死ぬほど残業をして少ない人数で多くの仕事をしているか、
そのどちらかなんですよ(笑
もちろん時間単価が高い方がいいですよね。
というのも、
同じ収入を得るのに短い時間でできたら
それに越したことはありません。
残業しなくて同じ売上が達成できるのなら、
残業代の部分を基本給に振り替えてあげることも
できちゃいますよね。
だって、そうしないと社員さんの給料は
残業しない分が減ってしまいますからね。
この生産性を上げるって
2つの方向から取り組むしかありません。
1つは売上単価を上げることです。
簡単に言えば値上げですが、
よく考えてみてください。
いままでサービスでやってあげている仕事って
想像以上に多くありませんか?
本当なら〇万円いただく業務ですが、
なんとなく無料でやってあげているとか。
こういう業務の見直しから、
提供した業務について確実に料金をいただけるようになるだけで
同じことをしていて売上が上がるかもしれません。
もう1つの方法は、
無駄な仕事時間を無くすことです。
前年踏襲でやっている仕事の中には
本当に多くのやらなくても良い仕事が
含まれているんです。
自らが自社の仕事の考え方を頭に入れて
仕事をデザインしないから、
単純に以前と同じ前年踏襲となってしまうのですね。
例えば、
会計事務所の月次業務だと
お客様の売掛金の残高を得意先ごとに
補助番号を付けて管理するんですよ。
得意先ごとに残高が間違っていないか、
請求漏れがないか、
管理してあげているんですよね。
結構多くのお客様にこの売掛金や買掛金の
詳細データを入力しているそうなんです。
でもね、
これって誰も依頼を受けてないんですよね。
過去の担当者が勝手に気を利かせてやってあげているだけなんです。
それなのに売掛金が照合できないから半日かけてまでして
その残高を合わせているんです。
酷い場合はそれをお客様にお伝えもしていなくて、
ただ無駄な照合作業を会計事務所の中だけで
おこなっているというんです。
もっと頭を使って仕事をしなければ
本当にAIに取って代わられてしまうでしょう。
報酬をいただいて売掛金を管理するなら分かりますが、
なぜここまでサービスをしなければならないのでしょうか?
こういう疑問を持って仕事には取り組んでもらいたいものです。
藤垣会計では生産性を上げるために、
売上アップと残業時間の短縮を数値目標に掲げました。
ただ単に数字を目標にしても達成できないので、
これを達成するために日々の時間の使い方を振り返ったり、
提案先の行動管理や内容のロープレなど、
数値を上げるために何をどうするのか?にも
取り組んでいきます。
ちょうど今採用活動をしているのですが、
最近の若者は残業をしないんだと聞きます。
彼らには彼らなりの言い分があるのだと思いますが、
若者が書いてるブログなどでその考え方を
調べてみたんですね。
で、読んでみた結果、
ただただ残念としか言えない(^-^;
短絡的で自分中心な考え方は若者らしいのですが、
人生は100年と言われていて
そんな生き方では30代も乗り越えていけないでしょう。
今の事しか考えていないんですよね。
長期的な視点、特に自己成長についての視点が
どのブログにも見られませんでした。
残業はなければそれに越したことはありませんが、
社会の仕組み上避けられません。
どうしても避けようとしたら変形の時間割にして、
暇な時期は16時退社、
繁忙期は19時退社、
というような形をとるしかなくなってしまいます。
それはそれで制限もかかるのでやりませんが、
できる限り残業を減らすために
仕事を工夫したり見直したりして
仕事の技術が上がるのだと信じています。
採用活動では弊所の考え方に合う人しか
採用できないので、
はっきりお伝えしておかねばなりませんね。
あなたの会社では、
生産性向上のために何に取り組んでいますか?
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