組織の2:6:2の法則
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ1777日目
おはようございます!
関東の方ではようやく梅雨入りしたみたいですね。
こちらはずいぶん前から梅雨に入っているので
変な感じですよ。
最近まで良い天気が続いたので、
梅雨入り宣言が速すぎただけかもしれませんね(^^;
今週から梅雨らしい天気となるようです。
雨と気持ちよく付き合っていきましょう(^^)/
さて、
あなたはご存じですか?
組織の中の2:6:2の法則というものがあることを。
これは組織のパレートの法則のようなもので、
2割のことに集中することで
8割の成果を上げるパレートの法則に
あてはめて考えることが多いんですね。
具体的に2:6:2の法則を説明すると、
組織の中の人の分布を、
働きアリの様子に例えるとよく分かります。
働きアリの様子を見ていると、
よく働く2割のアリがいて、
普通のアリが6割います。
残りの2割は働かないんですね。
この割合が2:6:2と言われています。
そしてこの比率は人の組織でも同じだと言われています。
優秀で成果を出す人は2割、
普通にはたらく人が6割、
成果を上げない人が2割となるようです。
この法則の特徴的なのは、
どれだけ優秀な東大卒の人ばかりを集めても、
その中で2:6:2となるそうです。
つまり、
元々は優秀だった人も
成果を上げない2割の人になりうるということ。
ちなみに、
下位2割の人に退職してもらえば、
組織が良くなるかというとそうではありません。
普通だった人の中から下位の2割が生み出されるとのことです。
どうしたって2:6:2の割合は変わらないというのが
この法則なんですよね。
じゃあ、
組織を良くするためにはどうすればよいのか?
それはまずはパレートの法則にしたがうことです。
あなたが経営者なら上位2割の幹部に当たるメンバーに力を注ぐこと。
あなたがチームリーダーなら成果を上げるメンバーの中の上位2割です。
上のメンバーが普通と下位のメンバー全体を引きずり上げていくことで、
組織全体がレベルアップしていくと考えられてます。
限られた時間をどこに使うかは、
パレートの法則から優先順位をつけていきましょう。
そして今日お伝えしたい大事なことは、
上位、普通、下位ともにそれぞれに役割があるのだということです。
あるチームビルディングを仕事にされている人から聞いた話ですが、
下位の2割は大きな成果は何も上げないのですが、
そこにもちゃんと意味があるんだそうです。
もしものとき、
緊急事態が起きたときに、
いきなり活躍してくれる人って
意外とこれらのメンバーだったりするんだそうです。
自分の出番がないから動いてないだけで、
その時が来ると大いに活躍してくれる可能性を秘めているそうです。
そう、経営者が彼らの出番を
作ってあげていないのかもしれませんね。
それぞれに役割があることを
あらためて感じたという話でした(^^)
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