銀行対応の勘所
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ1800日目
おはようございます!
昨日は地元の銀行の本店へ
融資の関係で行ってきました。
物分かりが良い上司の方がおられたので助かりました。
銀行は窓口である担当者で決まります。
どんな人が担当なのかで
天国か地獄なほどね。
いろいろな手を打つ選択肢を持ちましょう。
経営者の銀行対応はどうしてよいか迷われると思います。
銀行も組織なので人の集合体です。
そして人事異動がありますので、
対応方法が変わる可能性もあるのですね。
今日はそんな銀行対応の話をしていきます。
まず、
普通の人が融資を申し込むとき、
良く聞く言葉が
「銀行が貸してくれるというのだから
その金額までは大丈夫だということだ}
というセリフです。
住宅ローンの審査が通ったから
自分は安心していいんだと勘違いしてしまうケースです。
はい、これはまったくのデマです。
銀行が貸してくれるのは、
制度上融資の計算では大丈夫だったというだけで、
その人の人生の中で借り入れを返していけるかどうかなんて
保証しているわけではありません。
銀行は貸せる人には貸したいので、
勘違いすると大きな借金を背負う羽目になります。
大きな家は憧れますが、
10年後、20年後にその部屋数は要りますか?
そんなことを考えて融資を申し込みましょうね。
次に経営者が対応する担当者の話しです。
担当者はいろいろなタイプの人がいます。
その人ごとにタイプが違うのですが、
実は本人以外の要素で、
担当者の行動が大きく変わります。
それが支店長の存在ですね。
銀行には営業畑を歩んできた人と、
融資の審査畑で出世してきた人がいます。
それぞれにタイプが真逆なんですよね。
うちのお客様でも、
たまたま営業畑の支店長のときに
どんどん融資をうけさせられて
その支店長が転勤してからは厳しいタイプの人となったそうです。
今は毎月の試算表を提出させられるそうです。
受けさせられてという表現はおかしいですが、
結果的に借りてしまったんですね。
支店長にもタイプが違うので、
銀行は支店長の異動を逆のタイプを交互に入れ替えるともいわれます。
営業タイプの人はガンガン貸し出して成績を上げるし、
融資審査タイプの人は不良債権をつくらないよう目を光らせます。
交互につけることでバランスが良いとか。
だからね、
銀行の反応が良いとか悪いとかは、
一概にその銀行が良い悪いではないのです。
数年後にはまたコロッと対応が変わっているかもしれません。
そして対応がおかしいと思ったら、
いろいろ手を打つ必要があるのです。
お困りごとがあればお気軽にご相談のメッセージをくださいね(^^)/
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