過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。

毎日ブログ1869日目

 

 

おはようございます!

今度自宅のマンションを少し改装するんですが、

その名古屋の業者さんと話していて

ちょっとショッキングな話を聞きました。

その方の知り合いの名古屋栄の飲食店の経営者さんが

コロナ禍になってから3人も自殺しているんだそうです。

 

 

栄で飲食店となると

相当高額な家賃ですよね。

その方々は高額な家賃を払っていくために

居酒屋からカフェなどの業態変更は

客単価が小さくなりそれでは経営が回らないため

なんとか居酒屋のままで乗り切ろうとされていたそうです。

そしてこの緊急事態宣言が不定期に続き、

事業の運営ができなくなったそうです。

 

一人の方はやむを得ず社員さんを数名解雇したそうです。

そのうちの一人が自殺され、

葬儀に行って遺族の方から責められ

その一週間後にご自身も耐えられなくなって

自殺されたという事でした。

 

 

皆さん共通しているのは、

奥様など家族には亡くなる直前まで

仕事で困っていることを隠して

不安を与えないようにされていたそうです。

そして突然警察から電話がかかってきて

ご家族は一気に奈落の底に落とされてしまうんです。

 

 

税理士の仕事をしていて強く感じるのは

経営者の本当のパートナーであることが

求められているんだということです。

亡くなられた経営者の方は

おろらく税理士さんには相談されてないんじゃないかな。

誰にも相談できずに一人で悩みを抱え込み、

自分では限界になり自殺へと追い込まれたのです。

 

 

私たち税理士はお金のことを見てます。

経営とは逆算で考えるので、

事業の引き際というものも事前に分かるものなのです。

コロナ融資でまとまった資金があったとしても、

ずっと赤字続きではどこかで資金が尽きます。

ただ、その資金が尽きる時期というのは

想定がつくんですよ。

だからそこまで行く前に事業を閉めるとか、

撤退するという選択もできるわけです。

 

 

先行きが分からないから

いけるとこまで突き進んでしまい、

後戻りができなくなってしまうのです。

 

 

また、

腹を割って話ができる相談相手がいるかどうかも、

大きく影響をします。

経営者は孤独だと言われますよね。

それは経営者が決断をするという仕事だからゆえ、

誰にも相談ができない場合が多いのです。

決断を迫られたときに話を聞いてくれる人がいるだけで

経営者の気持ちが和らぐのではないかと思います。

 

 

悩んだら誰かに相談しましょう。

一人で抱え込まない。

誰でも一つや二つは悩みがあります。

でも行きつくとこまで行く前に、

できることはあるはず。

経営の悩みはぜひ税理士にしてください!

 

 

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