過去の数値から、

仕事をする税理士

その数値を活かして、

未来を創造する

未来会計士 藤垣寿通です。

 

 

 

同じテーマで2日引っ張ります(^^;)

そう、それほど重要なテーマなんです。

来月の16日には、

税理士試験発表があります。

この試験はなんと発表まで、

4か月もかかるんですよ!

1年の3分の1が過ぎてしまってます。

 

税理士試験は5科目合格が

必要になるので、

毎年受験するんですね。

だから、結果が分からないのに、

受験の手ごたえだけで

次の科目を勉強するのか、

また同じ科目を続けるのか、

決めるんです。

 

性格にもよりますが、

私は発表までの4か月は

悶々としてて、

次の科目に集中できなかったですね。

スパッと割り切って勉強できる人が

羨ましかったです。

 

懐かしい受験結果 

 

9月から授業が始まって、

12月で一区切りの時期。

結果が不合格だと、

去年受験した科目に

戻ってくる人がいます。

その経験者たちに向けて

1月から上級コースという

実践向けコースが始まります。

 9月から始めてそのまま継続する人は、

前年に受験した猛者たちが

ライバルに加わるわけなんです。

 

 

 

長々と試験の説明をしてきましたが、

要するに、初年度生の環境は

厳しいということ!

ただでさえ初年度は初めて尽くしなのに、

受験ベテラン勢が加わってきますからね。

 

そんな時の受験勉強で大切なのが、

アウトプットが先

という考え方なのです。

税理士試験の内容は計算問題が半分あります。

計算問題は個別問題の寄せ集めです。

授業で習ってすぐの練習問題は、

個別問題が中心です。

細かい論点を一つずつ潰していくので、

細かい問題が多くなります。

まぁ、これを解くのも大事なんですが、

私はそれよりも、総合問題を解いてほしい。

 

総合問題です。

 

総合問題を解く

 

総合問題を解くことで、個別の重要項目は

全体的に見渡せるようになります。

逆に言うと、重要でない部分は

出題されてきません。

だから、重要な項目は総合問題だけで

あらかた潰せるのです。

しかも、時間配分の練習にもなるし、

総合問題を解くプロセスは、

たくさん解かないと身につかないんです。

絶対量が必要なんです。

でも、答案練習期の5月頃から始めると、

時間が足りません。

ぎりぎり本試験前に完成する感じで

余裕がありません。

 

だから、何度も言いますが、

分からないところがあっても、

とにかく総合問題を解けってこと。

税理士試験を受験する人種は、

だいたい想像できると思いますが、

一言で言うと、

まじめ。

 

つまり、一つ一つを着実に進めたいと

思ってしまうんですよ。

そりゃあ、時間が無限にあれば

そうすればいいですよ。

でも、そうじゃない。

仕事しながら勉強する人は、

2足のわらじを履いているんです。

さらには、家庭のことを考慮すれば、

3足のわらじですよ。

だから、脱完ぺき主義で行かなきゃ

合格できませんよ。

 

最短で、

超効率的に、

最低限の勉強で、

合格できる道を探してください。

楽な方法はありません。

だから勉強方法を考えるんです。

何も考えず、テキストの順番通り

個別問題なんてやってると、

いつまで経っても合格できません。

アウトプットが先です。

分からなくっても、総合問題を解く。

満点が取れるまで、何度でも解く。

そして、次の総合問題へ。

 

この繰り返しで、

大半の受験科目はいけますよ。

私は長くかかってしまいましたが、

受験はできる限り

早く終わらせてください。

早く合格すれば、

それだけ税理士として活躍できる期間は

長くなるというわけです。

 

いいですね、

アウトプットが先ですよ。

 

 

 

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