認知症と向き合う
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ2047日
おはようございます!
確定申告のシーズンになると
多くのお客様と接する機会が増えます。
そこで気が付くことは
お客様が毎年年齢を重ねておられるということ。
当たり前のことですが、
結構忘れがちなんですよ。
この業界に30年近くいると、
お互いが年を取っていくので
気がついたら、
もうそんな年齢なんだって驚くんです。
今年の申告書をチェックするときに
生年月日を確認することが増えましたよ。
でね、
世の中の経営者の年齢がどんどん引きあがっているのが
日本の課題にも取り上げられています。
これはうちの事務所のお客様にも言えることで、
80歳近くになられる方の中には
物覚えが著しく悪化された方もいらっしゃいます。
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そういうときこそ、
多くの経験がある会計事務所として
アドバイスをしていかなければならないんですよ。
例えば、
遺言書です。
自分の意志がはっきりしているときじゃないと
遺言書は書けません。
公証人の面談で認知症だとすぐに分かってしまうからです。
家族関係が複雑な方こそ、
先に遺言書を作っておくべきなんですね。
そして、
遺言書だと亡くなった後の話になってしまいます。
認知症になってしまうと
後見人がついたりするのですが
そうなると何の意思決定もできなくなります。
土地を処分するとか、
有利な投資信託を買うとか、
できないんですよ。
だから、
信託を使って誰が財産を管理していくのかを
生前から託すことができる事になってるんですよ。
認知症に対して先延ばしの意識が働くと
気が付いたときにはもう手遅れになってしまいます。
気になる方は、
絶対専門家に聞いた方がいいです!!
ほんとに!
周りの士業の方に聞いてくださいね。
よろしくお願いします(^^)/
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