過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。

毎日ブログ2107日目

 

 

おはようございます!

一昨日は私が運営に所属しているJPSA士業部会にて

毎月恒例のセミナーでした。

今月は弁護士の喜多英博先生の交渉術について学びました。

 

 

交渉というと、

相手にどうやってこちらの条件を飲んでもらうか、

相手を言い負かす、

などの印象がありませんか?

 

 

しかし、

選択理論心理学をマスターしておられる喜多先生は

そうではないんですよ。

 

 

相手を説得しよう、

イエスと言わせようとすることは、

とても難しいのです。

なぜ?

それは、

相手も同じことを考えているから。

 

 

確かにそうですよね。

お互いの考え方があって揉めているので、

お互いの言い分があるはずです。

そう簡単には説得できませんよね。

 

 

ではどうしたらよいのか?

それは、

喜多先生が考えられた円満解決の5ステップ

という流れがあるんですよ。

 

 

最後のステップは、

『⑤重なり合いを作れる解決戦略を考える』

です。

つまり、

両者の思いが重なり合う部分を作ることです。

話を良く聞いていくことで、

なぜそんな考え方をしているのか、

どういう理由でその要求をするのかが

見えてくるのです。

その両者の思いが上手く重なるところを

見つけていくことに頭を使うんだそうです。

なるほど!!!

 

 

でね、

面白いなって感じたのは、

この5ステップの一番最初って

自分のことなんです。

『①自分を整える』

何ですよ。

例えば自分がイライラしているときに

穏やかな対応をしようとしても

上手くはいかないものです。

自分の体調が悪いときに、

人のことまで意識を回せないですよね。

自分の状態をまず整えていかないことには

円満解決には導くことができないということでした。

 

 

冷静に見える弁護士の先生にも、

そうじゃない時があることをきいて

なんだか安心しました(笑

 

 

自分を整えることは、

自分でコントロールできることが多くあります。

感情が乱れると3時間は落ち着かないそうです。

選択理論では、

感情は直接コントロールできないから、

思考と行為で間接的にコントロールするんだと言っています。

つまり、時間がかかるのです。

感情が乱されないような環境を作ることも大切なんですね。

そのために何ができるのか?

事前対応や良好な人間関係。

いずれも緊急じゃないけど重要なことですよね。

だからこそ、

毎日少しずつ取り組んで切る必要があるのですね!

 

 

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