最適な手段を提案する|常に相手の立場に立つこと
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士 藤垣寿通です。
おはようございます!
朝、犬の散歩に出かけると、
公園でラジオ体操してる子供たちを見ると、
あぁ、夏休みなんだな~と思います(^-^)
あの曲を聞くと幼少期を思い出しませんか?
さて、どんな仕事でもお客様に対する姿勢が大切です。
お客様への向き合い方について考えてみましょう。
私たち税理士の場合は、
税法や通達の解釈が問題になることがあります。
「一般的には○○についてはこうなります。
原則的にはA案です。
考え方を変えればB案かC案が考えられます。
B案だとこんなメリット・デメリット。
C案だとこんなデメリットですね。
社長の考え方にはB案が近いと思われますが、
どうお考えでしょうか。」
内容についてはお話しできませんが、
最近こんなお話をしました。
税務の取り扱いは微妙なものが多くあります。
条文に書いてあることばかりではありません。
税法になくても、通達、慣習、判例などで検討するのです。
だから、できればお客様に複数の提案ができるように心がけてます。
あたり前でしょと言われるかもしれませんが、
税理士にも色々なタイプがいらっしゃるので、
どんな対応をされているのかは分かりません。
しかし、「○○はこうなんだ!」的な言われ方をして、
税理士に対して質問もできないという話を聞くことがあります。
相手の話を聞いたり、かみ砕いて説明することも、
税理士の仕事なんですよね(^-^)
複数の選択肢を提案することは、
どんな業種でもあります。
飲食店のメニューにしても、
たくさんあるメニューの中から選ぶことで、
自分で選んだ感が得られます。
一種類しかメニューがない飲食店には、
二度目はありませんよね。
(よっぽどこだわりがあれば別ですが)
コンビニエンスストアでもそうなんです。
弁当が売れ残ることをどう考えますか?
実は、売れ残らなければいけないんです。
ちょうど売り切れれば無駄がなくていいように思いますよね。
でも、そうではないんです。
ちょうど売り切れるということは、
最期のお客さんは、
たった一つの売れ残りを買わざるを得ない状況だったんです。
そんな店に次も入りたいと思いますか?
色々なお弁当の中から選びたいじゃないですか。
だから、少し廃棄することになっても、
売れ残りを作らないとお客さんが減ってしまうというわけ。
選択肢を提示すること。
メニューを作ること。
相手の満足感を高めること。
自分目線ではなく、
お客様目線でものごとを考える習慣をつけましょうね。