事業承継税制の勘どころ
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ1048日目
おはようございます!
あっという間に一週間が過ぎていきますが、
この週末は天候が荒れる模様。
今日は久しぶりの税理士の
受験時代からの仲間との飲み会です。
気兼ねなく話せる仲間の存在は
ありがたいと感じてます(^^)
さて、
昨日は私が所属する岐阜県相続診断士会にて
勉強会の講師をしてきました。
とりとめもなく話すのもアレなので、
レジメを用意して臨みました。
アレコレと話したい事をまとめていくと
とても1時間では終わらないのですね~(^-^;
テーマは事業承継に関すること。
事業承継税制だけでも
しっかり勉強をすると一日の講義が
出来てしまいます。
と言っても、
そこまで話せるほど
精通してないです。
なぜかというと、
とても適用に悩む制度だから、
実際に活用できていないんです。
毎年、税制改正により要件が緩和されていきますが、
それに伴い少しずつ利用者が
増えてはいるようです。
しかしまだまだ増えているというほどの
数字にはなっていません。
やはりそこにはリスクがあるのです。
ちなみに、
事業承継税制というのは、
中小企業の株式について
相続税や贈与税をかけると
納税が大変なので、
納税を猶予するという制度です。
ポイントは猶予なのです。
猶予という日本語は
ご存知ですよね。
そう、
免除ではなく猶予なのです。
だから途中で要件がはずれてしまったときには
いきなり納税する義務が発生するから
怖いのですね。
昨日の勉強会では、
制度の話しは極めて短く省略して、
その制度を使うときの事前確認事項や、
その制度を使う前に検討しておくことを
いろいろとお話ししてきました。
制度を活用すれば
すべてが上手くいくものではありません。
税制とは、
Aを選ぶとBが都合悪くなり、
Bを選ぶとCが都合悪くなるものです。
その制度を使うときに、
メリットばかりを見ないことが
とても大事なのです。
デメリットも確認して、
メリットとデメリットを挙げたうえで
どちらを選ぶか決めるのです。
その選択肢を提供するのが
専門家の役割ですね。
最近では制度が複雑なものが増え、
税理士の腕の見せ所が多くなりました!
消費税も複雑でややこしくなりますし。
出番が多くなりそうです!(^^)
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