帰り際の5秒
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ2765日目
おはようございます!
新しい一週間が始まりますね。
今週も気持ちよくスタートしましょう(^^)/
随分前に聞いた話をご紹介します。
あなたは営業って難しいものだと思っていますか?
もしかしたらこの話を聞いて印象が変わるかもしれませんよ。
その営業部の先輩社員さんは入社7年目の優秀な会社員さん。
その会社は事務用品の営業会社です。
新入社員の教育ということで一緒に同行営業することになったんです。
その先輩社員さんは優秀だからと気合が入った人なのかと思ったら、
とにかくご機嫌に話し好きでした。
お客様先に向かう車の中でも冗談ばかり。
お客様の会社について担当の方と1時間弱話しをしていたのですが、
内容はというとずっと雑談してケラケラと笑ってばかり。
いつ売り込みの話をするのかと思っていたら、
それは帰り際5秒できました。
先輩はいかにも言い忘れていたかのようにこう言ったんです。
「あ、さっき見たらコピー用紙が残り少なくなっていたんで、
20ケースほど入れておきますね。」
この言葉にお客様は
「ああ、頼むよ。」
たったの5秒で営業成立。
新入社員さんは入社時の研修で飛び込み営業で1箱を売るのに
一日かかってもできなかったので、
ただただ魔法のようにしか見えなかった。
というお話です。
ここから何を気づけたでしょうか?
何が気づけたかが何より重要だと思います。
私はこの話を聞いて、
1.普段からの信頼関係が土台にあることの重要性
2.雑談の大切さ
を感じました。
どんな仕事においてもお客様から絶対の信頼を得られていることは
仕事をする上での最重要課題です。
お客様からしたら自分のこと以上に自分のことを理解してくれている、
任せて安心だと感じているから、全幅の信頼を置いてくれるのです。
適当に仕事上の付き合いをしているだけでは
相手の仕事以外の家庭のことまでも押さえていなければできないことですね。
そして、
そんな何でも話し合える間柄だからこそ、
定期的に会うときにまで難しい話しばかりされても楽しくありません。
仕事の話しは必要なことはもちろんしますが、
やっぱり楽しいことは大事なのです。
私たち会計事務所にとっても
とても大事なことを教えてくれたエピソードでした。
売り込まなければ!!なんて肩ひじ張っていないで
お客様の絶対的な信頼を得られることを第一のゴールにしましょう。
全てはそこから始まるんですよね。
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