税理士の使命
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ2790日目
おはようございます!
昨日は名古屋税理士政治連盟の委員会がありまして
午後から名古屋に行ってました。
会議の中では広報紙に掲載する原稿の校正をメインに行ってます。
同じ委員会メンバーの仲間が投稿したコラムが
少し前にニュースや週刊誌に取り上げられた事件についてのものでした。
覚えておられる人もたくさんおられると思いますが、
愛知県選出のK国会議員は、
自身が経営する会社が保有する不動産の固定資産税など数百万円を滞納し、
4回にわたって差押えを受けていました。
国会議員が?と思われるかもしれませんが、
もっと最悪なんですよ。
このK議員は、
なんと税理士なんです。
そしてさらには、
財務省の副大臣という国の財政の中核を担う立場なんですよ。
あり得ないと思いませんか?
どんな神経しているんだろうと。
税理士法の第1条には税理士の使命が定められています。
「税理士は、税務に関する専門家として、
独立した公正な立場において、
申告納税制度の理念にそって、
納税義務者の信頼にこたえ、
租税に関する法令に規定された
納税義務の適正な実現を図ることを使命とする。」
これが私たち税理士の魂ともいえるものです。
K議員にはこの税理士のバッジをつける資格はないとしか言えません。
この議員に対して税理士会から推薦をしてこなかったことが
せめてもの救いだとコラムにも書かれていましたが、
ホントそうだと思いました。
どれだけすごい肩書があろうと、
どれだけ見た目がすごかろうと、
やっている事と言っていることが違っていたら、
誰からの信頼も得られません。
誠実に自分がやるべきことをやる。
ただそれだけのことですが、
世の中ではいろいろな人がいるものですね。
だからこそ、
ちゃんとした人がちゃんと成功するのだと思います。
背筋を正して行動していきましょう!