覚悟を決めるということ
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ2897日目
おはようございます!
昨日は午前中はクライアントの社会福祉法人さまの
30周年式典に参加してきました。
設立登記から30年ですが、
実際に作業場だった頃から遡ると
実際には60年近くになるんだそうです。
実際に当時から関わっていただいている方も
ご参加されておられて、
人々から長く愛されていたから
ここまで続いてきたんだなぁと
あらためて実感しました。
後半では理事長の方からも30分ほどの講演がありました。
理事長でもありますが、
実は弁護士の先生でもあり、
さらには私のクライアント様でもあるので
とても興味深く話しを聞きました。
講演の冒頭で話されたのは
理事長としてこうやって過去の話しをするのは
後にも先にも初めてなんだそうです。
だからこそ、
どんな想いで始めてこられたのかを聞きたくなりました。
でね、
もともとは設立を願う保護者の方たちから
名前だけ貸してほしいというような依頼から
理事長を引き受けたんだそうです。
しかし社会福祉法人って設立するときには
土地を自前で用意する必要があったり、
現金も一定額を用意する必要があるのですね。
でね、
設立日までに4000万円の現金が必要になったんだそうです。
発起人の方々とみんなで頑張って寄附を集めようという話しになったものの、
直前まで全く足りていない状態だったそうです。
理事長予定の先生は、
自分が責任者として名前を出しているけれど、
本当にこのまま設立できなかったら
どうやって責任取れるんだろうかと本気で考えていたそうです。
そして弁護士という仕事上、
人にお金を出してほしいとお願いすることは
好きではなかったんだそうです。
だからどうしたものかと考えていたそうです。
そんなときに協力者だった岐阜大学の先生が
同僚の先生方に対して寄附して欲しいという内容の手紙を
せっせと出してくれていたことを知ったそうです。
その姿を見て、
自分でもやれるだけやってみようと
背中の扉が閉まったとのことでした。
中学校の同級生名簿、
高校の名簿、
お客様などの弁護士事務所で使っている名簿、
弁護士会の会員の弁護士さんにも送ったそうです。
それでもなかなか集まらなかったそうなのですが、
結局最後の最後に周りの方々が協力してくれて
なんとか目標額の寄付を募ることができたんだそうです。
苦手だった声掛けも
自分がやると決めれば自分のもつすべての人脈に対して
行動ができたんですね。
同じ弁護士の方々から何と言われるだろうかと心配していたそうですが、
実際には障碍者の人たちのために行動しているのは素晴らしいと
意外と好意的に評価してくれる人の方が多かったそうです。
行動してみて分かることってたくさんあります。
でも、ただ行動すればよいということではなくて、
絶対に良いことだと思っていても
勇気が出なくて行動できないことがたくさんあるんですよね。
私らしくないとか、
自分には必要ないとか、
自分は関係ないとか、
今はその時じゃないとか、
言い訳はいくらでも出てきます。
でもやる人はやる、
だから成果が出る。
シンプルですが、
覚悟を決めてやり切ると決めているから
その結果が生まれるということに
あらためて実践されている人の言葉で聴いて、
とても勉強になりました。
まだまだ自分がやるべきことができていないなぁと反省もあり
行動で完結できるような生き方ができるように
していこうとあらためて決めました、
あなたには自分が消え㎡手やるべきことはありますか?