ワンマン経営は正しい?
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ3378日目
こんにちは!
あなたはワンマン経営と聞いて
どう感じられましたか?
どちらかというと、
経営者が独断で自分勝手な経営をしている状態を
想像されたのかもしれません。
そんなワンマン経営は上手くいくはずがなく、
いずれ倒産する会社だと思いますよね。
でもね、
本当の意味でのワンマン経営があるのです。
社長専門のコンサルタント一倉定先生は
社長ただ一人が事業経営のすべての責任を負うことであり、
ワンマン経営のないところに真の経営などありえないと言われています。
会社がつぶれた時の責任は誰がとりますか?
もちろん経営者である社長ただ一人です。
文字通りワンマンの責任となるわけですよね。
経営者は聞く耳を持たなければなりません。
現場の状況を把握するためです。
社員を甘やかすためではありません。
なんでも話を聞いてくれて
いうことを聞いてくれる社長、
これは正しい経営ではありません。
また、
全員の意見を聞き会議で決定することは
大切なことではありますが、
どのレベルのことをどの役割(機関)が決めるのか?
がとても重要で、
すべてのことを全体で決めるのであれば、
それは組合の経営となってしまいます。
全員が全体で責任を取る仕組みですよね。
会社は組合ではありません。
経営者が大方針を決めて戦略を決める。
戦略を実現するための戦術を
社員が会議で考えて決めて行動していくのです。
これを錯覚すると、
社員は経営者が勝手に色々決めてしまうと考えるようになります。
こうなるとその社員が退職するか、
組織がおかしな方向に進み始めるでしょう。
会社の中の組織図ではそれぞれが役割があって、
それぞれがやるべきことをやり切ることが責任です。
経営者は経営において責任を取ります。
つまり会社で起きるすべてのことは経営者の責任であると。
だから役員報酬も高額であるし、
時間も自由に使います。
そしてそれは経営責任を果たすためなのです。
私は税理士として、
お客様先で社員の方々にこういう錯覚を取り除くために
メッセージをすることができます。
経営者自らが言うと余計におかしくなるところが、
第三者の私が伝えることで正しく伝わるのです。
税理士は中小企業経営者の見方です。
しっかりサポートしていきますね。