過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。

毎日ブログ3377日目

 

 

こんばんは!

最近感じるのですが、

会社経営者をサポートしていくためには

会社の法人税のことだけ分かっていても

全く足りないということです。

もちろん法人税は重要ですが、

それだけではないのですね。

 

 

では何が必要でしょうか?

 

 

消費税?

そう、インボイスは重要です。

しかしそれ以上に大切なことがあります。

それは会社の事業承継と絡めていくこと。

相続に関する法律、特に民法のことや、

相続税法や贈与について。

事業承継税制のことも必要になるし、

株式の評価については財産評価通達が必要、

事業承継の計画を立て実行していくためには

場合によってはM&Aを進める必要もあるかもしれませんね。

 

 

というように、

実は会社を守るためには

想像以上のことを考えながら

これからの展開を組み立てる必要があるのです。

 

 

何より大切なのは

経営者の方の意思です。

何をどうしていきたいのかによって、

方向性が全く変わってきます。

 

 

会社の自社株の評価で

高すぎる場合はどうやって株価を下げるかを検討しなければなりません。

そのために評価の方法をよく理解していないといけないのですが、

実は税法には改正があるのです。

特に中小企業の株式評価については

会計検査院から指摘を受けているという話しです。

評価の方法が、

類似業種批准方式という類似業種の株価から求める方法と、

純資産方式という実際の資産と負債を時価で評価する方法、

この二つを掛け合わせて株式評価額を算出するのですが、

類似業種批准方式が株価を低くしてしまっているのではないかと

指摘があったそうです。

実際にそういう傾向が強いので、

この指摘により改正があれば

必ず株価は大きく上がることになりそうです。

 

 

 

いろいろな要素があって難易度は高いですが、

とてもやりがいがある業務ですね。

もちろんお客さまには喜んでもらえること。

私たちの仕事を通して

社会に役に立つことは

なにより嬉しいことです。

たくさんの経営者の方をサポートしていきたいです。

 

 

あなたの仕事のやりがいは何ですか?

 

藤垣会計事務所