意見聴取
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ3670日目
こんにちは!
みなさん、
この8月から年末までは
税務調査の最盛期だということを
ご存じでしょうか?
税務署は毎年7月初めに人事異動がありまして、
新しい期が始まるときですから
新しい部署で頑張ろうと気合が入っている方が多いのです。
このタイミングでの調査は3月決算法人が多いのですが、
年末にむかって順次税務調査が行われて行きます。
ちなみに、
税務署の基幹システムであるKSKというものが
9月から?KSK2に変わると聞いています。
AIも活用して税務調査先の選定に活用されるそうです。
今までは国税局からある程度選定された先を
税務署のそれぞれの部署の統括官が選んでいたとのことですが、
最近では人員不足の部署もあるため、
KSK2が選定までしてくれるとか聞きました。
本当にシステムだけで選定されてくるのかは分かりませんが、
いずれにしてもしっかりと申告していれば
怖いことはありません。
でね、
私の事務所では税理士法33条の2の書面添付制度を
活用しています。
この書面を添付するというのは税理士としての権利でして、
お客様から依頼されて添付するという性格のものではありません。
しっかり管理されているお客様であったり、
信頼関係が深いお客様に対して添付するものだと考えています。
私の事務所では、
一度税務調査を受けたお客様先を中心に書面を添付しています。
税務調査を受けることで倉庫や工場の中まで見る機会があり、
経理的なことだけでなく、
業務の流れや人の流れなどまで理解できるからです。
この書面添付制度のメリットは、
いきなり税務調査になることがないということです。
事前に書面を提出した税理士に意見聴取をするということが
決められておりまして、
この機会に税務署が聞きたいことを質問できるのです。
ここで疑問点が解消されれば税務調査に移行することなく終わります。
だからいったん私が税務署と対応することで
お客様の心理的な負担を減らす効果があるのですね。
ただし、
虚偽の書面添付をした場合には
税理士として処分される可能性があるため、
いい加減な書面は出せません。
そういう意味で税務調査を立ち会ったところから
提出させていただいているということです。
税務調査はお客様にとっては怖くて嫌なものかもしれませんが、
税理士にとってはお客様との関係を強いものにするチャンスです。
より堅実な会計処理や仕組みを作っていくことについて
税務署からフィードバックをもらえる機会でもあります。
良い会社にするために必要な機会だとも言えますね。
今日は書面添付制度というものがあることをご紹介しました!