過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。

毎日ブログ3710日目

 

 

こんばんは!

9月最後の日曜日でしたね。

来週から10月に入ります。

今年もあと3か月を残すのみとなり、

年初の目標は達成に向かってますでしょうか?

一度目標を見返してみてくださいね!

 

 

さて、

今日は会社の経営と数字について

とても分かりやすくお伝えしたいと思います。

まず最初に、

無借金経営ってどう思いますか?

 

 

ほとんどの経営者の方は、

そこを目標にされているのかもしれません。

でもね、

ちょっと待ってください。

 

 

借金がないということは

毎月の銀行返済がないということです。

利益が出たらそのまま預金として残高が増えていくんですよね。

それは理想的ですよね(´▽`)

会社が倒産するリスクも大きく減少するでしょう。

なにせ借金がないのですからね。

 

 

だから多くの経営者の方は

この無借金の状態を目指していると思うのです。

でもあえてお伝えしていきます。

本当に無借金の状態を目指して大丈夫ですかと。

 

 

これから年末までにかけて

税務の取り扱いについて話題になっていることがあります。

それは株式の評価の方法についてです。

一般的に上場している会社は日々株価が変動していて、

会社の株価は簡単に分かりますよね。

しかし世の中の中小企業は上場していないので

株式を譲渡するということはありません。

株価が実際にいくらなのかも、

誰も知らないんですよ。

だったら株価ってゼロなのかというと

そうではないのです。

 

 

事業承継など、

経営者が亡くなるとその所有していた株式を

後継者に相続で渡していきます。

このときに相続税の計算のために中小企業でも

株価を算定しなければならなくなるのです。

だから通達において評価方法が決められていて、

それによって評価することとなっているのですね。

ご存知でしたか?

 

 

そして無借金の会社というのは

内部留保がどんどん増え続けている状態だといえますから、

その株価がとてつもなく大きな金額になってくるのです。

そうなると困るのが相続税。

現金を相続していればその中から税金を納めることができます。

でも株式をもらったからと言っても

相続税を納めるための現預金はありません。

株価が数億円なんてなったときには

どうやって現金を準備するのか?

また、

他の相続人が財産を分けるときに

現金や土地などを相続していき、

自分は株式だけなんてなってしまったら

どうしたらいいのでしょうか?

 

 

こういう事態が想定されるので、

株価をどんどん高めていくことが

必ずしも正しいとは言えないということなのです。

もちろん出口戦略を考える中で、

会社をいつかはM&Aで売却していくと考えているのならば

どんどん株価を上げていくことが正しいし、

承継していこうとしたら上がらないように工夫する必要があるのです。

 

 

しかしここで先ほど少し取り上げた

評価方法が改正されることになっており、

いままで対策してきた一部の人たちには

大きなショックとなりそうなのです。

まだどんな改正になるかが不明確なので

国の動向には目が離せない状況なのです。

有識者会議はもう6回目となり、

次の国会ではワーキングチームが作られるだろうと

議員の先生が仰ってました。

いずれにしても株の評価が高くなるような

変更が想定されているので、

承継予定の経営者の方はアンテナを立てておいてくださいね。

 

 

 

藤垣会計事務所