過去の数値から、

仕事をする税理士

その数値を活かして、

未来を創造する

未来会計士 藤垣寿通です。

 

 

今日はあなたに

遺言書

についてお話しします。

 

「相続」という言葉が、

最近では、

争うという文字を当てて

「争続」

なんて言われます。

 

争族

 

税理士業界に20年以上いると、

数えきれないほどの

相続案件を見てきました。

残された遺族で、

なかよく話し合えるケースは

確かにありましたが、

何かしら問題があるケース

の方が多いのではないかと

感じています。

 

「うちはそんな財産無いから

心配ないわ。」

なんて言ってる人が、

危険なんです。

確かに相続税は

かからないかもしれません。

 

しかし、遺産の分割は

しなければなりません。

無くなられた人の財産を、

誰がどれを相続するか、

遺族で相談して決めるんです。

 

遺産が不動産しかなくて、

上手く分けられなくて

もめごとになってしまうとか、

生前に長男だけ財産を

贈与でもらってたことが

発覚してけんかになったり、

言い出すときりがないくらい、

相続案件の数だけ

問題があります。

 

ちなみに、

相続税がかかる案件は、

死亡した人の5~6%程度

だと思います。

平成27年に増税されて、

課税される件数が増えました。

以前は4%程度でした。

 

これらのもめごとは、

ある事をちゃんとしていれば、

避けられたかもしれません。

それが、遺言書なんです。

 

遺言書

 

亡くなる前に、

配偶者やお子さんたちに、

どの財産は誰に渡すと

書いておくのが遺言書です。

遺言書があれば、

皆で分割協議をせず、

遺言書の内容に従って財産の

相続手続きが行われます。

だから当然に、分けることでの

もめることは少なくなります。

 

でも、これだけの遺言書だと

だめなんです。

大事なポイントが

完全に抜けています。

だから、遺言書の内容によっては、

納得いかずに喧嘩になってしまう

こともあり得ますね。

 

何が抜けているかというと、

それは、

付言事項

(ふげんじこう)と読みます。

・亡くなられた人の気持ち

・相続人への感謝の気持ち

・どうして、このような分け方に

したのかの説明。

などなど。

 

「兄弟仲良くしてほしい」

「弟の○○は、兄の○○を

支えてやってくれよ」

「○○には苦労を掛けたから

△△を相続させるよ」

「長年介護をしてくれて

ありがとう」

こんなメッセージが

添えられていたら、

もめたりできないですよね。

 

 

今私が登録している

相続診断協会では、

こんな遺言書を活用して、

笑顔相続

を拡げていきたいと

活動しています。

 

遺言書活用は、

一つの例ですが、

争続にならないよう、

生前から関わりを

持っていきたいと

思っています。

 

笑顔相続!

いい言葉でしょ。

 

 

 

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