質問の種類|オープンとクローズド
過去の数値から、
仕事をする税理士
その数値を活かして、
未来を創造する
未来会計士 藤垣寿通です。
今日はマラソン当日ですが、
今日のブログは、
通常のビジネスブログに
戻しますよ!
マラソンの体験談は、
また後日しっかりしますからね。
うちの事務所では、
毎月コーチングの研修を
行っています。
事務所スタッフの
コミュニケーション能力向上の
ために始めたものですが、
色々な効果が出始めていますよ。
ベテランスタッフから、
若手のスタッフまで、
それぞれのレベルに応じて
必要なコミュニケーションスキルが
存在するんですね。
ベテランだからやらなくていい
わけではありません。
それぞれに課題があるわけです。
そして研修を通じて、
今まで考えたこともなかった
色々なスキルがあることを学びました。
しかし、スキルがあることを知っても、
実際に使ってみて効果を感じることが
とても重要なんですね。
使ってみないと、
いつまで経っても、
スキルは向上しませんから。
コーチングの基本は、
「傾聴」という考え方。
相手の話を聴くことができれば、
コーチングの8割は
できているのです。
それほど聴くということは
重要なのですね。
相手とのラポール(信頼関係)を
築けたら、
次は相手の中にある
答えを引き出すために
効果的な質問を
するのです。
質問には、
2種類の質問があります。
1、オープンクエスチョン
2、クローズドクエスチョン
「あなたはお寿司が好きですか?」
「あなたは40代ですか?」
「あなたは犬を飼っていますか?」
これらはクローズドクエスチョンです。
「あなたは何の食べ物が好きですか?」
「あなたは何歳ですか?」
「あなたはどんな動物が好きですか?」
これらはオープンクエスチョンです。
どちらも質問ですが、
明確に違いますよね。
そう、クローズドは
「はい」か「いいえ」で
答えられる質問です。
オープンの方は、
答えの内容を相手が考えて答えます。
だから、オープンクエスチョンだと、
会話が広がっていくんです。
一つの回答に対して、
さらにまた質問を
することもできます。
そうすることで、
また考えが深まります。
そうやって、
相手の考えの深いところに
たどり着くことが
できるかもしれませんね。
しかし、クローズドクエスチョンだと、
「いいえ」と答えられると、
会話って止まってしまいますよね。
なかなか楽しい会話にも
なりにくいんです。
ちなみに、
クローズドクエスチョンは、
営業トークの中で、
あえて「ハイ」という
答えになる質問を
繰り返すことで、
誘導的に営業をする技術も
あるそうです。
藤垣会計では、
「クレド」という経営理念を
朝礼で唱和しています。
スタッフたちは順番に
当番が回ってきます。
その日の項目について
体験談などの話を
してくれるんです。
来週からの新たな
取り組みを始めます。
その話をしたスタッフに対して、
別のスタッフがオープンクエスチョンを
するんです。
質問をすることも大事ですし、
された側も質問に対して
考えることで想いがさらに深まります。
その対話を見ているスタッフも、
学びになるでしょう。
毎朝の朝礼の時間が
長くなってしまいそうですが、
スタッフの成長のためには
時間を惜しみたくありません。
どんな変化が出てくるか、
とても楽しみです。