『先に言えば説明、後で言えば言い訳』|モンスターペイシェント
過去の数値から、
仕事をする税理士。
その数値を活かして
過去と未来をつなげる
未来会計士 藤垣寿通です。
先月のことですが、
私の自宅から車で10分程度の距離の
歯科診療所で事件がありました。
歯科医の先生が刺されて
死亡するという事件でした。
とても身近な場所での事件で
衝撃的でした。
事件後に、
どんな報道がされたのか
詳しくは知りませんが、
歯科医の先生は
とても丁寧な治療をされる方で
評判が良かったそうです。
まだ50歳だったそうで、
ご家族のことを考えると
言葉になりません。
数日前には、
テレビのワイドショーで
モンスターペイシェントという
話題で特集されていました。
「現場の医療従事者や
医療機関に対して
理不尽な要求をしたり、
脅しや暴言・暴力などを
振るったりする患者やその家族」
これをモンスターペイシェントと
いうらしいです。
大きな病院では、
交渉の担当者を設けたり、
研修をしたり、
マニュアルやガイドラインを
整備しているみたいです。
では、診療所などの施設は
どんな対応をすればよいでしょう?
いろいろ対応方法はありますが、
まず大事なのは、
決して一人で対応しないことです。
必ず複数人で対応する。
そうすれば刺されることは
なかったかもしれません。
また、後でクレームにならないように、
事前にしっかり説明することが
とても重要です。
トラブルの原因から断つことです。
「先に言えば説明、
後で言えば言い訳」
私のコンサルタントの師匠、
和仁達也先生から
教えられました。
これは医療現場だけでなく、
税理士業でもそうだし、
どんな業種でもいえることです。
「トラブルが起きた時の対応」と、
「起きないようにする工夫」は
どちらも欠かせません。
成り行きではなく、
準備通りに対応できるようで
ありたいですね。
今回の事件につきましては、
今後の再発の防止と、
亡くなられた先生の
ご冥福をお祈り申し上げます。