過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士 藤垣寿通です。

 

 

 

おはようございます!

昨日は朝早くから夜まで静岡まで旅行に行ってました。

いちご狩り、海鮮料理、三保の松原、魚センターとまわりました。

一日通して天気も良かったです♬

松風閣

 

 

 

旅行のバスの中での定番は、

帰りの映画鑑賞ですよね。

まったく知らなかった映画でしたが、

面白かったし、気づきがありましたので紹介します。

少しネタバレなので、ご注意ください。

 

 

「WOOD JOB! 神去なあなあ日常」

これが見た映画のタイトルです。

伊藤英明さん、長澤まさみさんが出演してますが、

主役は若手の染谷将太さんです。

WOODとは、まさに林業を舞台にした内容でした。

 

wood job

 

主役の平野勇気は高校卒業後に、

林業体験の研修プログラムに参加します。

そのパンフレットに移っていた美人に惹かれたのがきっかけでした。

1年間の研修プログラムで配属された中村林業という会社。

ここで林業の経験をしていくのですが、

樹齢100年を超える杉を伐採し、

その立派な杉を含め、1日で100万以上の売りが付きます。

平野勇気は、その事実を中村林業の社長に、こう言います。

「一日でこんなに儲かるんだったら、

 この山は宝の山じゃないですか!?」

勇気の上司役の伊藤英明が、

「全部伐採したら、俺たちの子供や孫たちはどうなるんじゃ

 自分たちのことだけ考えとったらあかんのや」

続けて、中村社長はこう答えます。

「今日売れた杉は、わしらの爺ちゃんたちが

 杉を植えて丁寧に育ててくれたおかげなんだよ。」

「農業という仕事は、種をまいて収穫したら、

 おいしくできたかどうか評価される。

 しかし、林業というのは違うんだ。

 林業は、自分がええ仕事をしたかどうかは、

 死んだ後にしか分からん。」

 

 

 

自分がした仕事の評価は、

自分が生きている間には分からない。

この現代では時間の流れが速く、

瞬時に結果を求められます。

そんな時代に、

とても長いスパンで仕事を捉える業種があるんですね。

素人の私は、林業とは伐採して切り出すことにしか

イメージがありませんでしたが、

植えて、育てることが抜けていました。

 

 

私の仕事は、広くとらえるとお客様の事業の発展に貢献することです。

この会社が将来大きな会社になったり、

成し遂げたい夢を実現させたりするのに時間がかかります。

今取り組んだことが、何年もかけて成果を上げることもあります。

特に組織に関することは、

時間にズレが生じます。

人の成長には時間がかかるからです。

だから、すぐに成果を求めるものと、

じっと成果を待つものがあってもいいということなんですね。

 

 

林業のように自分が死んだ後とまではいかなくても、

ずっと先にしか評価されないこともあるという事実を知っているだけで、

結果や成果が出ないという理由で落ち込む必要がないんです。

今取り組んでいる仕事は、

どれくらい先に成果が上がるものなのかを

意識しておくとモチベーションを維持しやすいかもしれませんね。

 

 

 

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