過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士 藤垣寿通です。

 

 

 

おはようございます!

今日もいい天気で旅行日和(^^)/

税理士会の岐阜南支部で

静岡まで日帰り旅行に行ってきます!

 

 

 

先月から、会社の組織力を上げるチームビルディングの勉強をしています。

コミニケーションについて、

最近になって学んだことと、

今まで学んできたことが、

重なった内容がありました。

どんな教えであっても、

共通のことを言ってるんだと分かりましたよ。

 

 

人と組織の理論でU理論という考え方を勉強しました。

まだ、さわりだけしか知らないので、

大したことは言えません(^^;)

この図のようにUの字を描くように変化が起きるので

U理論と言うんですね。down arrow

U理論

 

 

このUの字の入り口のところが、

結構重要なのです。

ダウンローディングと書いてありますね。

ここから下の保留に行かないといけないんです。

まず、ダウンローディングとは何か。

「過去の経験によって培われた枠組みを

 再現している状態」

をダウンローディングといいます。

 

 

具体的には、

人との会話の中で相手が話しているときに

「あぁ、それは知ってる」

「前置きが長いけど、オチはどこかな」

「その提案の結果はもう決まってるんだけど」

「それは的を外してるな」

こうやって考えながら聞いていますよね。

過去の経験や知識から判断していたり、

その過去の結果に当てはめようとする状態が

ダウンローディングというわけ。

 

 

どうしてこれがダメなのかというと、

話しがいい方向に発展しませんよね。

本当はもっと深いところにアイデアがあるかもしれないのに、

自分の過去の経験から勝手に判断してしまうんですよ。

自分の頭の中だけで処理してしまっているということ。

そして、これが相手に伝わるんです。

だからいいコミニケーションが取れないのです。

 

 

この状態から抜け出すために、

図の中の「保留」に降りてこないといけません。

では「保留」って何なの?

ここが色々な学びの共通項でした。

「何も結論や判断を下さず、

 思考を吊るして眺める」

これが保留の意味だそうです。

 

 

「保留」をするには2つのことをします。

1、自分の中で起きている「思考のおしゃべり」を

 自分の中で宙づりにし、他人が見ているように眺める

2、何かしらの結論や判断をくださないこと

特に変わったことをするわけではありませんね。

でも、とても難しいんですよ。

意識しないとダウンローディングに入ってしまいますから。

 

 

この「保留」のフェーズがいろいろな学びと共通していました。

例えば、アイアイ講座で学ぶ基礎の基礎で「観察する」があります。

自分のことを外から見ているように感情の動きや思考を観察するんです。

この観察をすることでアップセット(感情的に反応すること)が最小限で済むんですよ。

この観察という行為は、まさに「保留」と同じことを指すんですね。

また、コーチングの基礎にも通じています。

コーチングには「傾聴」のスキルがありますが、

その中にこんな教えがありました。

・相手の話を聞いている時に、

 次に自分が何を話そうか考えない

 

 

要するに、

意識を自分自身の思考の中に置くのか、

それとも、相手の話す内容に置くのかの違いです。

思い込みに縛られることなく客観的に相手の話を聞くことで、

コミニケーションは加速し、どんどん話が進んでいくわけです。

社内での会議などは顕著だと思いますね。

 

 

とは言え、私自身もまだまだできていません。

常に意識しようにも、忘れてしまったり、

その時の状況に心を奪われてしまうことばかりです。

でも、定期的に振り返り、

ダウンローディングから抜け出せているかを意識してみると、

少しずつでも変化があるんですよ。

アイアイ講座に去年の秋から通って、

観察という意識をする機会が増えました。

すると、何かのアクシデントやトラブルで

焦ったりパニックになることは、かなり減りました。

自分自身を観察すること、

さらに意識してみようと思います!

あなたも、ぜひ観察することで「保留」のフェーズへ移行してください。

人間関係に変化が起き始めますよ(*^^*)

U理論 

 

 

 

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