サークルKからファミマへ|アイデンティティがズレてはいけません。
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士 藤垣寿通です。
おはようございます!
月末なので、毎日が決算報告で出かけます。
月が変わらないと落ち着かないです(^^;
今月は新コンテンツのセミナーをやり、
明日は演習中心の租税教室100分と、
新ネタを作らないといけない業務が続き、
こういうのって結構エネルギーを使います!
来月は、書籍の一部の原稿を仕上げなければなりません。
こちらも、楽しみですが責任あるので頑張らねば!
私の住む岐阜という場所は、
コンビニエンスストアのサークルKの本拠地でした。
私の顧問先にも多くのコンビニエンスストアのオーナーがいらっしゃいますが、
この中心はサークルKでした。
そのコンビニがまさに今、変わりつつあります。
あなたもご存知のファミリーマートとの合併により、
昨年の9月から順次店舗が変わりつつあるのです。
幸いなことにサークルKからファミリーマートへ変わったところは、
平均10%近く売り上げが伸びているそうです。
商品構成が変わることで、
同じ場所の店がこんなにも変わるんだと、
驚かされますね。
昨年の9月から順次変わってると言いましたが、
当初の予定では2年かけて移行するようです。
だから、すでに看板が変わったところ、
まだこれから変わるところと、
現在はどちらも共存する形になっているんですね。
そこで、ある問題が起きてます。
看板はサークルKなのですが、
店の中の商品はファミリーマート仕様に変わってきてるんですね。
商品構成を合わせていないと、
ラインも複数要りますし、
コストもかかるわけです。
だから、看板はサークルKでも中身はファミリーマートになってるんですね。
でも、そう簡単なことではないんです。
ファミリーマートで使えるTカードはサークルKでは使えません。
(8月から使えるそうです。)
だからお客さんとしては戸惑う訳ですよ。
看板はサークルK、
商品はファミリーマート、
しかし、システムはサークルK。
「要するにどっちの店なの!?」
アイデンティティとは同一性という意味があるそうです。
どのブランドの店なのかが明確でないので、
アイデンティティがズレているんですね。
お客様も迷いますし、
店をやってる側も戸惑うんです。
そうこうしている間に売上は落ちていくんです。
移行する期間は少しでも速くしてもらわないと、
待ってる間に経営は苦しくなります。
人手が足りないくらいでしょうが、
本部には頑張っていただきたいですね!
アイデンティティをコンビニのブランドにかけましたが、
これは普通の会社でも同じです。
自社の理念やミッションを掲げているのに、
経営者や社員の行動がそれに伴っていなければ、
言ってることとやってることが違うことになります。
言動一致、言ったことは守りましょう。
お客様、スタッフ達、そして自分自身が見てるんですよ。
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