プロの仕事
こんばんは!
今日は岐阜大学の動物病院にうちの愛犬を迎えに行ってきました。
一昨日に肝臓の腫瘍摘出の手術をしていただきまして、
13時から19時辺りまで大きな手術でして
老犬には体力が持つのか心配でしたが
なんとか今日退院することができました。
とはいっても、
まだ体からはチューブが出てまして、
炎症反応が出てくると体液が外に排出されてくるので
その対応のために背中にバッグを背負った状態でいます。
今日の午後に迎えに行ってきたのですが、
診察室の裏側から大きな嫌々言ってる鳴き声がずーっと響き渡ってました。
「あー、これはうちの子や」と思いながら、
呼ばれるのを待ってました。
でね、
やっぱり服を着るのをずっと嫌々していたみたいで、
執刀していただいた先生とサポートのスタッフの方が
一生懸命やってくれていたようです。
これを聞いてね、
すごいなって思ったんですよ。
昨日の22時くらいにも執刀してくださった先生から電話があって、
何かあったかとびっくりしたのですが、
電話に出てみると、
「今朝の電話でご飯を食べないと話しましたが、
手からあげると食べてくれました。」
そんな電話でした。
手でご飯を食べさせるのって私もたまにやりますが、
本当に時間がかかるんですよね。
夜の間もカメラで見えているので何かあったら対応しますとのこと。
手術をこなしながら、
自分でご飯を食べさせて、
そのフォローの電話も自分でしてくれて、
服も着せてくれて、
術後の丁寧な説明やフォロー。
こういう手厚い行動が安心感につながりますし、
任せてよかったと思えることでした。
実は動物病院って基本的に自費なので
普通に考えるとすごい金額の治療費になるんですよね。
それでも高いと思わない仕事ぶりでした。
プロフェッショナルとはこういうことかなと思う仕事。
私たちもそれなりの高い金額をご請求しても、
『この仕事だったら安い!』
そう言っていただけるような満足度の高い仕事をしていたいですね。