準備を完璧に仕上げるか、中途半端でもやるか。
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士 藤垣寿通です。
おはようございます!
金曜の21日ですね。
今日は税理士会の岐阜南支部集会があります。
税務署幹部の人事異動後なので、
税務署幹部との意見交換会があります。
意見といってもご挨拶ですけどね。
新メンバー楽しみです(^^♪
先日のことですが、
同じ税理士でありコンサルもしている友人に、
過去に開催したセミナーの話を聞いていました。
始めてセミナーをやったときはどうだったかを聞いたんです。
私も含めて税理士という職種は仕事柄なのか、
けっこう完璧主義な人が多いんです。
細かい制度や数字を合わせなければいけませんからね。
だから、セミナーをやるにもガチガチに準備をします。
彼も初めてのセミナーではかなり気合入れて準備したそうです。
ちなみに、私と彼の共通の師匠がコンサルタントの和仁達也先生。
和仁先生からはコンサルタントとしての在り方を
徹底的に学びます。
その中で、
「脱完璧主義」
という言葉があります。
「100%の準備をしていると、
結局時間がなくてやらずに終わってしまうので、
完成度が低くてもとにかくやることが大事だ。」
こんな教えをいただきました。
同じく師匠の遠藤晃先生も同じことを言われます。
「30%の完成度でいいから、やれ!」
といわれました。
この言葉とは裏腹に、
実際に和仁先生のセミナーの準備は完璧です!
何度もリハを行い、
自分でしゃべったものを録音・録画し、
完成度を上げていきます。
完全に準備ができた状態でセミナーを行うので、
もの凄く余裕を感じるし、
話しが横にそれてもちゃんと軌道修正されますよ。
時間配分、突発的な出来事にも、
全くぶれることはありません。
その理由は、ただ一つ。
圧倒的な練習量があるから。
この練習のことを知っていた友人は、
セミナー前一週間は練習しまくったそうです。
録音もしたそうです。
そして迎えた本番では参加者から顧客獲得に成功し、
たまたま参加していたセミナーのプロからも褒められたそうでした。
この成果は圧倒的に練習したことがあってのことですよね。
脱完璧主義と圧倒的練習量、
真逆のようですが、
私はどっちでもいいと思います。
本人のその時の状況で変わってくるからです。
例えば、
独立したてのコンサルタントで、
仕事もまだない人がいたとします。
そんな人がセミナーを開催することになりました。
当然時間はあります。
というか、仕事がないので暇でした。
そんな彼が、脱完璧主義でいいのでしょうか?
ちがいますよね、時間あるという強みを生かすしかないでしょ。
圧倒的な練習量をこなして本番に臨めば、
講師としての余裕も見せることができるかもしれませんよ。
だから、この人の場合は練習あるのみですよね(^-^)
自分がどのステージにいて、
どんな環境に身を置いているかによって、
「脱完璧主義でいいからとにかくやってみる」か、
「圧倒的練習量をこなして万全を期す」かが分かれるのです。
だから、どちらかを選ぶのではなく、
その人の環境によってあなたが選ぶべき選択肢は決まっているということですね!
さぁ、あなたはどちらでしょうか!?
今日は圧倒的練習量の話でしたが、
今後、脱完璧主義の話をしますね(^^)/