優しさと厳しさ
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ2151日目
おはようございます!
昨日まで二日間研修のため
業務をお休みさせていただきましたが
メンバー達と一緒に学べることに
本当に感謝です。
これからが本当のスタート!
気合い入れなおして頑張ります。
さて、
昨日の講義の中で
「人に優しく、
現象に厳しく」
という言葉を知りました。
どういうことだと思いますか?
よく社内でありがちな例えをすると、
部下のA君がお客様のところに行く予定があるときに、
A君が周りのメンバーに
「月末で仕事が忙しいのに
行くの嫌だなぁ」
そう言っていたとほかのメンバーから報告を受けました。
確かに月末は数字をあげていかないといけませんから
それどころではないと思ったのでしょう。
そんな報告を受けた上司のあなたは
部下のA君にどう対応しますか?
多くの場合はA君を呼んで
「A君、聞いたぞ。
なに甘えたことを言ってるんだ!
そんなこと言ってないで、
しっかりお客様のフォローをしてきなさい!」
と言ってしまいますよね。
でもね、
これは人を甘やかせて、
現象に対しても甘やかせる対応なのです。
人に優しくというのは、
人間関係を壊してはいけないということです。
部下に大変な仕事を背負わせてしまったのならば
素直に上司側が謝ること。
「仕事が大変にさせてしまい、
君にそんな思いをさせて悪かったな」
ここで叱るのではないのです。
そして、
お客様先に行かせることはちょっと考えてください。
そんな嫌な思いのままお客様のところに行かせても
その思っていることは相手に伝わってしまいます。
それはお客様に対して失礼なので、
担当を変えて本人を行かせないこと。
この現象については厳しくとはそういうことです。
自分がやったことについては
責任をとらせること。
ここを厳しい基準で向き合わせるから
部下は成長していくのです。
ここが甘ければ、
それでもいいと錯覚してしまいます。
結局、どこまでいっても、
部下のことは大切に扱い、
本人の成長のためには厳しく対処することもある。
こんな意味が
「人に優しく、
現象に厳しく」
には含まれているんです。
奥が深いと思いながら、
私も大いに勉強になった二日間でした。
二日間に研修では、
メンバー達の想いを受け取れたのが
一番うれしかったことです。
学んだことをチーム全員で活かしていきます。
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