過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。

毎日ブログ2209日目

 

 

おはようございます!

昨日はうちのメインシステムのJDLの方に来ていただいて、

今の最新のAI-OCRというスキャンの実演をしていただきました。

これからインボイスや電子帳簿保存が始まるので、

そのために事務所内を整備しておく必要があるからです。

また、

JDLとの打合せの後は、

マネーフォワードの方とSTREAMEDという

データ入力の外注サービスについてzoomにて話を聞かせていただきました。

 

 

来年のインボイス制度が始まると

ほとんどの会社は大きな影響を受けます。

経理で相手が発行する請求書や領収書について

インボイスかそうでないかを区分しなければならなくなるからです。

毎月一定の取引きがある相手先なら

登録しておけば経理処理は簡単なのですが、

そんな領収書ばかりじゃありません。

経理の人の入力の手間が増えるのは間違いありません。

 

 

でもね、

領収書をスキャンしただけで

日付、相手先、金額を読み取り、

インボイスかどうかも見分けてくれて、

過去の仕訳データから勘定科目を推定してくれれば

誰でも会計データを入力することができるようになります。

そんなシステムが出てきているってことなんですね。

 

 

それをもって、

巷では税理士業務が無くなるなんて言われてます。

でもそうではなくて、

税理士がやらなくてもいい事を

機械がやってくれているだけなんですよ。

また税理士事務所でも人手不足が起きてきてますから、

その分の人が必要なくなるなら

丁度良いのかもしれません。

 

 

新しいシステムを入れられなければ

当然人の手を使うわけなので

税理士報酬は値上げされていくでしょう。

また税理士事務所が新しいシステムを導入してくれれば

そこで自動化されていくかもしれませんが、

事務所側で設備導入コストがかかるので

こちらも税理士報酬は値上げされる可能性がありますね(^^;

世の中全体がインフレで物価が上昇しているわけですから、

税理士報酬も変わりはありません。

事務所スタッフへ給料を支払っているわけですから

彼らの生活を守るためにはいろいろ考えるわけです。

 

 

世の中の制度を政治が複雑にしています。

弱者の負担感を減らすために消費税の複数税率が導入されました。

負担を下げるのではなくて、

負担感を下げるってちゃんと政府は言っていたんですよ。

知ってましたか?

負担感が減ったところで何も生活は楽にはならないのに

複数税率導入となってしまいました。

そしてインボイスへ。

耳障りがいいことばかり言う政党がありますが、

ちゃんと自分の頭で考えていかないと、

政治家に都合よく制度を変えていかれてしまいます。

自分たちがしっかりしていきましょうね!

 

 

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