過去の数値から仕事をする税理士

を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士 藤垣寿通です。

毎日ブログ497日目

 

 

おはようございます!

昨日は岐阜県中小企業診断士協会の研修でした。

3時間にわたり、

3部構成でなかなか面白かったです。

最近では協会内で勉強会がたくさん立ち上がり、

その活動報告が興味深くて、

時間が許せば参加してみたいと思いました。

診断士協会研修

 

 

その研修会の後は

忘年会になります。

こじんまりとした忘年会ですが、

ベテランの先生方の話しが聞けたり、

今年も収穫がありました。

 

 

中小企業診断士の仕事には、

補助金の申請業務もあるんですよ。

私は時間がなくてほとんどできていませんが、

製造業などは採択されれば1千万円とかの

補助金がもらえたりするんですね。

 

 

その申請手数料も、

人それぞれなのです。

東京では補助金の20%が成功報酬として

収入になるなんて話も聞きました。

岐阜では高くても10%くらいだそうですよ。

得意な先生方がたくさんいらっしゃるので、

もしご興味がある人がいたら、

直接ご紹介させていただきますよ。

 

 

 

その申請にも

それぞれノウハウがあるんだと思いますが、

ベテランの先生は、

「申請書は素人が読んでも分かるくらい、

 簡単に書かなきゃいけないんだ。」

と仰っていました。

他の先生は、

「ついつい専門用語を使ってしまいます。」

とのことでした。

「その世界だけで仕事をしてると、

 専門用語が当たり前になっちゃうんだよな。」

ベテランの先生は、

こう言われました。

 

 

 

まさに税理士の世界でもそうです。

決算報告でいろいろ説明していても、

中小企業の社長は良く分かってないと思われます。

こんな話を聞いたことがあります。

「うちの税理士さんに、

 『決算書の見方がよく分からないんですよ』

 と話したら、

 さらに分厚い資料を持ってこられました。

 本当は専門的すぎて分からないんだけど、

 そうとは言えなくて、

 分厚い資料を

 『ありがとうございます』

 と言って受け取りました。

 もちろん分からないから見てませんけどね。

 それからは、

 その税理士には何も聞かないことにしました。」

こんな会話が、

巷では交わされているそうです。

とても悲しいですよ・・・

決算書

 

 

診断士が作る補助金の申請書でも、

税理士が経営者に話すときでも、

誰に対して話しているのかを

ちゃんと意識できていないと、

ただの自己満足になってしまっています。

 

 

補助金申請では審査員が理解できなければ、

採択されませんから、

結局仕事に繋がらないですよね。

税理士の会話でも、

相手に伝わることを意識しないと、

上記の会話のようになってしまいます。

 

 

また、

経営者とスタッフの会話にも

同様のことが言えます。

経営者がいろいろ話しても、

スタッフの立場では、

「はい、分かりました。」

としか言えないことがあります。

分かってなくてもね。

だから、

相手に伝わったかどうか、

丁寧に会話をしていかないと

ダメなんですね。

実は私もここはできていません(^^;)

 

 

誰に伝わるためなのか、

意識して話すようにしましょうね。

 

 

 

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