過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。

毎日ブログ2262日目

 

 

おはようございます!

今日は税理士会の会議の日。

名古屋税理士会の全支部の租税教育の担当者に

集まっていただき、

質疑を受けていきます。

昨年も司会をしましたが、

結構熱い意見をたくさんいただき捌くのが大変でした💦

今年も司会をしますがまた熱いやり取りがあるのかなぁ。

お手柔らかにお願いしたいですね(^^

 

 

さて、

今日は会社の経理を誰に任せるのかという話です。

多くの中小零細の会社では

会社の経理をご自身でやられるか、

それとも経営者の奥様がやられるか、

そのどちらかというパターンがほとんどです。

規模が大きくなってくると

社員さんに経理を任せていることが

多くなります。

 

 

これは、

起業したての時には

経理のために人を雇うことが難しいので

どうしても自分か奥さんがやるはめになるんですよね。

まぁ、会社のお金の流れが分かるようになるので

勉強だと思えばオッケーです。

 

でね、

ではどのタイミングから社員に任せていくか、

という話なんですよ。

これってかなり勇気が要ります。

なぜなら自分の本性が社員にバレてしまうから(笑

普段偉そうなこと言ってるのに、

毎週のようにキャバクラ行ってるのがバレちゃうかもしれませんよ。

人は話す内容ではなく、

お金と時間をどこに使っているかを見れば

その人となりが分かるのです。

そこにその人の要素が集約されるからです。

 

 

お金を任せるには大事なことがあります。

それは、

全部を任せないことです。

うちの事務所では経理の担当スタッフがやってくれています。

役割を分割して任せていくことが絶対に必要なんですよ。

例えば通帳管理です。

通帳は渡しても、

当然印鑑は渡しません。

現金引き出しにはその都度必ず自分が印鑑を押します。

インターネットバンキングでも必ず手続き前に

内容確認をする仕組みを作っています。

 

 

これはスタッフを信用していないわけではありません。

大事な仕事を任せるためには

何があっても不正ができない仕組みを作ることが

ポイントなのです。

目の前にお金が落ちていたら

人は魔が差すことがあります。

基本的に人は弱い生き物だからです。

だからこそ、

間違いが起きない仕組みを作って

その中で仕事を頑張ってもらうことが

経営者の仕事なのですね。

 

 

それをせずに全部丸投げしているから

横領されたり事件になってしまうのです。

これは横領した側が悪いのではなく、

経営者に責任があるんだと私は思いますよ。

あなたの会社でも

仕組みを作っていくことで

社員さんに大事な仕事を任せていくことができます。

ぜひ取り組んでみてください。

経営者は経営者の仕事をする時間を

多くとれるように工夫すべきです!

 

 

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