税務調査は、いつくるの?
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ705日目
おはようございます!
7月の第一週も今日で終わりですね!
明日から週末です♬
この言葉が苦手な経営者の方が
多いと思います。
今日のテーマは、
「税務調査」。
でね、
税務調査って、
何を基準に来るのだろうって?
対象となる人は、
税金の種類に応じて違います。
会社経営をしている人には、
法人税について。
個人事業をしている人には、
所得税について。
相続があった相続人には、
相続税について。
大きく3パターンの
税務調査があるんです。
ちなみに、
税務署の中の部署も、
税金の種類で分けられています。
法人課税部門、
個人課税部門、
資産課税部門と別れています。
個人事業主の所得税調査は、
申告者数そのものが多いため、
調査に来られる確率は低いんです。
とはいっても一生に一度か二度は
税務調査を経験される方が多いです。
法人の調査は個人とは違います。
定期的に行われるケースが多いので、
全く調査がないということの方が少ないです。
一般的に5年から10年の周期で税務調査があると
考えていただけばいいかと思います。
ただし、
売り上げ規模が法人としては小さくて、
利益が出ていない、
もしくは毎期の変動がほとんどない場合は、
調査にはあまり来られませんね。
調査官も、調査に行ったのに、
何も見つけられないようだと効率が悪いので、
何となく臭うところに行くわけです。
法人を設立したばかりの場合は、
4期目あたりから調査がある確率は上がります。
通常の一般調査は3期分を対象とします。
設立したての1期目に調査に行っても、
まだ申告が終わってませんし、
どうせなら3期を調査したいでしょうから、
4期目以降に来られるケースが
多いのではないでしょうか。
とはいっても、
そんなに心配することはありません。
私のブログを読まれている人は、
基本的に脱税志向の方は
いらっしゃらないと思っています。
いつも言ってますよね。
税金を払える状態にならないと、
お金は残らないんだと。
赤字になって税金を払わずに済んで
満足している人は、
会社を経営する資格がありません。
利益こそが会社永続の源泉だからです。
税金を納めた後のお金が、
内部留保につながり、
万一の備えや将来の投資に
回せるのです。
話しを税務調査に戻しますね。
そんなに心配はいりません。
人がすることですから、
ミスはありますよ。
間違いがあれば修正申告となりますが、
意図的な不正がなければ、
責められることはありません。
重加算税という罰則もかかりません。
顧問税理士が守ってくれますしね。
過敏になる必要はありません。
そして、
もし調査に来られて、
修正することになっても、
それは今後の改善点だったりするのです。
自社の経理で改善すべきことが
税務調査を通して指摘してもらえると考えたら、
ありがたいですよね。
そんな機会だと思えば、
怖さも少しは減るのではないでしょうか。
実は7月の始めが税務署の異動の時期なんです。
この時期が終わると、
税務調査の最盛期となってきます。
弊所でもすでに何件か予約が入りつつあります。
しっかり対応して、
ガッチリお客様を守ります!
税務調査のたびに関係性が深くなるように、
対応してまいります。
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