無借金経営を目指す必要はない!?
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ816日目
おはようございます!
今週は減量のため、
ファスティングをしていました。
今日の夜から回復食に入ります(^^♪
今回は約5日のファスティング。
どれだけ体重は減ったでしょう?
リバウンドしたら意味がないので、
爆食いしないように注意します。
今日は財務の話しです。
借金(しゃっきん)というと
あまりいい響きじゃないですよね。
ローンというと聞こえが良いようです。
平気で高額な住宅ローンを組む若者たち、
まだそんな高級車を買う収入もないのに、
ローンやリースで高級車を乗る人たち。
ローンも借金も同じです。
借りたら返さなければならない。
社会の常識ですが、
ローンになると
どこか周りの人も同じように
借りてるんじゃないかという、
甘えた心が出てくるそうです。
周りと比較するものではありません。
自分の収入や必要性を
しっかり考えるべきですね。
若くして超高額の住宅ローンを組んで、
数年で自己破産とか本当にやめてほしいです。
売る側にも問題があるような気がしますが、
購入する選択は本人しかできません。
借入は怖いですね。
でも、事業をするためには、
借入はなくてはならないものです。
こちらの借金は、かりいれと呼びます。
事業を始めるためには、
運転資金が必要になります。
物を売っても現金で回収できなければ、
1,2か月分は手元に資金が入りません。
その間の仕入れ資金や従業員給料などの経費、
これらを支払うためには、
通常は運転資金を借り入れて対応します。
だから金融機関との関係は
切っても切れないのです。
事業を継続していく上の目標を、
借入金をゼロにしたい!
とされている方もいらっしゃいます。
そうですよね、
返済がなくなれば、
使える資金が増えますしね。
でも、
本当に全額返す必要はありません。
ここが注意すべきポイントです。
無借金経営は理想ですが、
これでは金融機関との付き合いって
ほとんどなくなってしまいます。
経営をしていれば、
何が起こるか分かりません。
災害で大きな損失を被るかもしれません。
損害賠償の請求を受けるかもしれません。
そんな時にはすぐに金融機関に
頼りたくなりますよね。
でも、借り入れをしてないと、
新規融資扱いとなるので、
融資の実行まで時間がかかるんです。
いざという時にそれでは困りますよね。
だから、
無借金ではいけないのです。
実質無借金でいいんです!
え?どういうこと?
って思われましたか?
そう、実質無借金とは、
借入はしているけれど、
預貯金をしっかり持っていて、
いざとなればいつでも全額返済できる状態です。
この状態であれば、
借入はしていても、
実質的にはないのと同じですね。
金利がかかると言っても、
今の金利なんて低いので
大きな負担ではありません。
それ以上に金融機関との
付き合いを優先すべきです。
借金は返せても返さず、
その分、
貯金をしなさい。
という話しでした。
小山昇さんの
に詳しく書かれてます。
気になる方はどうぞ(^^)/
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