過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。

毎日ブログ855日目

 

 

おはようございます!

土日は天候もよく、

出掛けるには絶好の週末でしたね♬

私は喉の調子が一番悪化してしまい、

日曜は一日話すことを最小限にして

ゆったり過ごしてました。

久しぶりにゆっくりできました(^^)

 

 

12月に入ると

思い出すのが、

税理士試験の発表ですね。

毎年ブログでも取り上げてます。

 

試験発表

 

税理士試験の特徴は、

試験結果が出るのが遅いということ。

8月の初旬に試験があって、

12月の中旬に発表なのです。

実に4か月。

それには理由があり、

試験問題を作成した試験委員が

直接採点をしているから

時間がかかるのです。

受験科目によっては、

1万人近くの採点になります。

どうやって採点してるのか、

受験時代にはいろいろと

想像してみたものです。

 

 

税理士試験で残念なのは、

毎年受験者数が減少していることです。

平成25年の科目別受験者数の合計は、

約65,000人でした。

直近の平成29年では、

約45,000人なんです。

なんなんでしょう、

この減り方は!

年々減少してるんです。

今年の発表で平成30年のデータも

発表されますが、

同じ傾向だとさらに減少してるのでしょうか。

 

 

巷では、

将来の不安としてAIのことが

取り上げられます。

受験者数の減少理由のなかには、

税理士という職業が

将来無くなってしまうとか

考えている人がいるのではないかと

思うんですね。

 

 

みなさんはどうお思いでしょうか?

本当になくなると思いますか?

 

 

それはその人の考え方しだい。

どんな事でも解釈によって

どうにでも考えられます。

確かにAIの代表として言われる

クラウドを活用した会計のこと。

かなり上手くハマると、

本当に自動的に仕訳データが

入力されるんです。

しかし、

それだけなんですよ。

仕訳データが入力されても、

それが正しいかどうか

判断するのは人です。

最終的には人が運用してるんですね。

 

 

他にも、

税理士の判断業務の専門知識。

この専門知識もAIによって

コンピュータが調べてくれるようになれば、

確かに便利ですよね。

人より優れていることも

多いかもしれません。

しかし、

本当に必要な情報が

適切に引き出せるかどうかは

分かりませんよね。

複雑な事例について、

全く同じではないことを

類似の取り扱いとして

判断してもいいのかどうか。

それは人でしかできません。

 

 

私は税理士をしていますが、

税理士の仕事の範囲を広く考えています。

税金の計算のことしか仕事にしていなければ、

どんどんAIに駆逐されていきます。

しかし、税理士という立場は

経営者にとっては経営参謀になるのです。

その立場にいることを前提にすると

AIによって仕事がなくなると

言われても、

まったくピンときません。

 

 

税理士から「超税理士」へ

税理士の仕事を超えて、

もっと影響力を発揮できれば

こんな素晴らしい仕事はないと

考えています。

 

 

税理士試験発表の度に

また受験者が減少したのかと

残念な気持ちになります。

もっと良質な情報を

提供し続けることが必要です。

私はブログで言い続けていきます!

 

 

そして、

受験生はその結果を

素直に受け入れて、

来年の夏に向けて

最善の選択をしてくださいね。

 

 

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