過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。

毎日ブログ915日目

 

 

おはようございます!

今日から2月に入りますね。

いよいよ確定申告シーズンが

やってきました。

この業界にきてから

かれこれ25年になりますが、

この繁忙期だけは

何年やっても慣れません。

一気に集中してやり抜くしか

ありません。

スタッフ達と一緒に

駆け抜けます。

 

 

さて、

今日は本当に昔から

よく質問されるテーマに

触れていきます。

高額な資産を購入するときに、

買い取りの方がいいのか?

リースの方がいいのか?

 

 

最近でも質問を受けました。

答えは、

一つではありません。

メリット・デメリットがあり、

その人の環境によって

有利か不利かが決まります。

どっちでもいい場合もよくあります。

 どっちが得?

 

 

それぞれの特徴を見ていきましょう。

 

《買取の場合》

必要な資金を融資か自己資金で対応。

融資の場合は銀行との関係が良ければ、

金利が低く借りれたり、

銀行との関係性が濃くなるので

それらはメリットと言えます。

逆に経営状態が悪い場合や、

すでに借入金額が多く、

借りにくい場合があります。

これがデメリットになります。

 

また、自己資金で購入するときは、

その後の資金繰りに影響がないか、

綿密な計画のもとで購入しましょう。

 

 

リースであっても、

ファイナンスリースと言って

実質的にお金を借りているようなものは、

税務では買取と同じように

取り扱います。

詳細な要件があるので、

ファイナンスリースかどうか、

確認が必要ですね。

 

 

そして、

買取の場合は、

経費の計上の仕方が

減価償却となります。

機械や車であれば定率法という

始めのうちに大きく経費計上できる方法で

減価償却しますので有利ですね。

ここが一番大きな違いです。

 

 

 

《リースの場合》

上記のファイナンスリース以外の

リースであれば、

支払ったリース料が

経費として計上されます。

つまり、

リース期間の中で

均等に経費計上していきます。

その意味においては、

買取の場合の減価償却と比較すると

購入して始めのうちは不利になります。

経費の額が少なくなるからです。

 

 

他の特徴は、

メンテナンス付きのリースであったり

するものがあります。

社内に管理者がいない場合など、

管理も人の手間がかかりますので、

そんな手間がかからないリース契約も

存在しますね。

リースの金利が少し高くても、

そのメリットを受けたいと言われる人も

いらっしゃいます。

 

 

どちらがいいかは、

その会社の状況次第なんですね。

ざっくりですが、

買取とリースの違いについて

お話ししました。

気になる方はお気軽に

お問合せください(^^)/

 

 

 

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