過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。

毎日ブログ2578日目

 

 

おはようございます!

昨日は税務調査の立会いでした。

久しぶりの相続税調査でしたが、

税務署の課題は全て解消されたので

お客様も安心して終えることができました。

どこまでこだわって仕事をやり尽くすか!?

税務調査がなければ、

本当に適当な仕事をしていても気づかれることなく

過ぎ去っていきます。

税務調査というお客様や会計事務所にとっての

仕事の評価をしてくれる機会があることで

細かいところまでもちゃんとしっかり仕事をやり尽くすことが

必要なんですよね。

 

 

ちょっと気がかりなことがあるのは、

最近では藤垣会計は書面添付制度を多く活用しています。

これは、

税務申告書に税理士が責任を持って確認したことを

税務署に伝えておく制度です。

これを添付するといきなり税務調査になることがなくて、

まずは税務署が税理士に意見聴取をして、

そのうえで解明できないことがある場合に限り

税務調査に移行するという制度。

 

 

藤垣会計では、

しっかり内容が把握できているところを

重点的にこの制度を活用しています。

おかげで税務調査が大きく減少しました。

ありがたいことです。

でね、

一つだけ大きな問題があるんですよ。

それは、

メンバーが育たないということ。

税務調査で厳しいやり取りが私たちを育ててくれました。

調査の時に調査官に詰められて

こちらのミスが判明してしまうという大失態は

本当にお客様の信頼を失う最悪な状況です。

税務調査はお客様から信頼を得る場です。

先生に任せて安心でしたと言っていただける場であるべきなのに、

ミスばかり出てくるような税務調査は絶対に遭ってはいけません。

でもね、

立ち会ったことがないメンバーばかりになってきたから、

その緊張感を知らないんですよ。

あの緊張感があるからこそ、

仕事の品質に拘ることができるんです。

適当に仕上げればよいわけではありません。

会計の仕訳は取引を仕訳にするもの。

残高合わせのために実際の取引と異なる仕訳をするものではありません。

ゴール、目的をはき違えてしまうと、

申告書ができればいいんでしょ?

というレベル感で仕事を終わらせてしまいます。

これは税務調査という最終チェックがあることを

知らないからというのも原因かもしれませんね。

 

 

「神は細部に宿る」

私はこの言葉が好きです。

誰も気がつかないような仕事のこだわり。

自分しか分からないような細かいことでも

しっかり仕上げておくことで、

何かあったときに承認されることになるのです。

ちゃんと神様は見てくれているのです。

だからこそ、

仕事における精度にはこだわっていきましょう!

 

 

 

藤垣会計トップページへ

 

最新情報を無料でゲット

藤垣会計無料メルマガ登録へ

藤垣会計事務所