過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。

毎日ブログ1145日目

 

 

おはようございます!

今週もまた三連休ですね(^^)

私は先週と違い、

外向けの予定が入っていないので

久しぶりに自由に過ごします。

とは言え、

決算などの仕事が山積してますので、

仕事もやりますよ!

 

 

千葉県の台風の爪痕は

いまだにひどく残っていますね。

最近話題になってるのが、

千葉のゴルフ練習場の鉄柱が

倒れたことで被害にあった家の話しです。

保険代理店を長くやられている方から

そのあたりの事情をお聞かせいただきました。

 

ゴルフ場被害

 

今回のゴルフ練習場の女性社長が

自由に発言されていて、

それがまずかったんだそうです。

社長は被災者の方々との話し合いで、

「全部保障させていただきます。

 使った経費は領収書を取っておいてくださいね」

発言されたそうです。

何とかしたい気持ちがよく伝わります。

 

 

ところが、

それから後で、

ゴルフ練習場の顧問弁護士から、

被災者に個別に電話があったそうです。

「今回のケースは天災なので保障はできません。

 まずはそちらの火災保険を使って

 補修してください。」

と連絡していたとのこと。

保障を期待していた被災者は

いきなり掌返しを受けて

頭に来ますよね。

 

 

実際にはいろいろな問題があるそうです。

ゴルフ練習場の整備の問題です。

古い施設のため、

もしボルトがさび付いていたなどの

事実が発覚すれば、

練習場側に責任が出てきます。

また、

この練習場は古いので横に張られていたネットを

収納することができない設備だったそうです。

普通は風が強くなるとネットを下すのが

当たり前だと思ってましたが、

古い設備だとネットが固定されていて、

この施設では天井のネットを下しただけだったそうです。

このことも問題があったのかどうか

議論されることかもしれません。

 

 

いずれにしても、

最初に保障すると言ってから

出来ないという話になっては

心証が悪いですよね。

保険代理店のベテランの方は

こういう時の対応が腕の見せ所なんだそうです。

交渉事は保険代理店の力の見せ所。

その方は、

初めの対応がすべてだと言われました。

もしもゴルフ練習場の社長さんが、

「こんなことになって

 本当に申し訳ないと感じています。

 精一杯のことをさせていただきたいのですが、

 できることが限られています。

 保険の活用も含めて、

 お互いが最善を尽くして、

 一緒に乗り越えていきましょう。」

と言っていたらどうでしょう。

ポイントは、

お互いが一緒に最善を尽くしましょうと、

合意ができる状態を最初に作ることだそうです。

 

 

同じことをやっても、

喜ばれてやるのと、

恨まれてやるのと、

どちらがいいかは明白です。

伝える順番や伝え方を間違えると、

せっかくの行為が裏目に出てしまいます。

無知はコスト。

考えて考えて行動することが

とても大切なのです。

 

 

それにしても、

被災者の方々がはやく安心できる生活が

取り戻せることをお祈り申し上げます。

 

 

 

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