過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。

毎日ブログ2751日目

 

 

おはようございます!

一昨日、昨日と伊豆に出掛けていましたがそのときに再読していた書籍、

『英雄の書』

から気づいたことをシェアしたいと思います。

 

 

黒川伊保子さんの著書なのですが、

脳科学について多くの書籍を書かれていて

この本の中では若者向けのメッセージが書かれています。

今月末に母校の高校にて卒業生向けにお祝いのメッセージを伝える役割があるので、

そこに向けてもよい学び直しとなりました。

 

 

英雄の書の中では、

脳の中に流れる神経回路のことがよく出てきます。

脳の中に電気信号が流れるから記憶は残るわけだし、

成功した体験も失敗した体験も、

どちらも電気信号として神経回路ができているのです。

失敗した経験があると、

失敗の回路が出来上がりますが、

その経験を繰り返さないように別の成功回路も作られていきます。

上手くいかない経験をすればするほど、

失敗回路がたくさん脳の中に生成され、

今後同じような経験をしないために活かされるようになるのです。

だから失敗を恐れてチャレンジをしなくなってはいけないのです。

チャレンジしなければ失敗はありませんが、

失敗回路が生み出されません。

 

 

例えば、

親が小さい頃にやけどをした経験から、

子供には火から極力遠ざけるようにしました。

その結果、子供は大きくなっても火の怖さを知ることができませんでした。

どれくらい近づいたら熱いのか、

火の怖さを知らないことはそれ自体がとても危険なのですが、

それを経験しなかったことが今後いきなり大きな危険に出会うのかもしれません。

 

 

同じように、

プールでおぼれた経験から、

自分の子供には川や海に連れていくことを一切しなかったとしましょう。

これも大きな危険をはらんでいます。

子供が大人になったときに友人たちと海に行った時に、

はじめて海で泳いだ時になにが危険なのか知らないのは

それ自体が危険なんですよね。

 

 

脳は体験によって進化しています。

失敗すれば、

失敗に使われた脳の関連回路に電気信号が流れにくくなり、

失敗する前より失敗しにくい脳に変わっていくのです。

逆に成功すれば、

成功した回路に電気信号が流れやすくなり、

より成功しやすい脳に変わるのです。

つまり、

いずれにせよ何か新しい経験をし続けることが

人間としての成長そのものなのです。

 

 

失敗したほうがいいんだという言葉は

とても勇気がもらえる言葉ですよね。

人の目を気にして失敗しないようにと生きている人が多いと感じます。

多くの経験を積んで選択の質を高めていきましょう!

 

 

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