褒めるって相手を変えようとする行為?
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ2911日目
おはようございます!
昨日は午後から選択理論心理学の勉強の場に
参加させていただきました。
本当に深い学びの時間であり、
毎月一度のこの時間は私にとって貴重な
クオリティタイムです。
昨日の講義の中での気づきをシェアしますね。
選択理論では、
人間関係を破壊する致命的な7つの習慣と、
人間関係を作る思いやりを示す7つの習慣が紹介されています。
外的コントロールという外からの刺激で人を変えようとする行動が
致命的な習慣とされています。
確かに子供を寝かしつけるときに
「早く寝なさい!」
とガミガミ言うことで子供は寝てくれるのですが、
これって本来の望む状態でしょうか?
子供は親からの言葉でそれに従わなければ
家族の中にいられないと思っているから
従っているだけです。
そこに親がいなければ自分から早く寝ることはないでしょう。
つまり、
常に早く寝なさいと言い続けなければ
早く寝てくれないんですよね。
これって勉強しなさい!でも同じですよね。
勉強する価値について理解できていないので
言わないと勉強しないのです。
一方、良好な人間関係を作っていく
思いやりを示す7つの習慣をご紹介します。
・傾聴する
・支援する
・励ます
・尊敬する
・信頼する
・受容する
・意見の違いを交渉する
これらが大切だと言われています。
では、
よく「ほめる」ということを勧められませんか?
褒めて伸ばすとも言いますが、
この7つには褒めるって入っていません。
なぜでしょうか?
それは褒めるという言葉の背景には
褒める側の立場の人が相手を変えようという状態が
見え隠れするからです。
勉強をさせようとして良い成績を採ったら
もっと勉強するように褒める。
この褒めるの背景に外的な人を変えようという気持ちがあるかどうか。
ここがポイントなんですよね。
でも安心してください。
褒めるという言葉をもうひと段階掘り下げてみましょう。
本当に相手に勝ちがあると思って
成績が良かった時に褒めたとき、
それって褒める前に尊敬の想いがありませんか?
褒めるの背景には相手を信頼する気持ちが高まりませんか?
そのときに相手を受容していませんか?
そうなんです、
褒めるという表現ではなくて
本当に心からそう思っているときは
尊敬し、信頼し、受容しているんです。
だから褒めるという言葉を使う必要がないのですね。
褒めて伸ばすときは
褒める側の在り方をしっかり整えてくださいね。
相手には価値がある、その前提に立ち、
尊敬し信頼し受容してください。
その言葉が褒めているようであればそれでよいのです。
褒めるとは奥が深い言葉だと感じました。
参考にしていただけたら幸いです。
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