税務調査
こんばんは!
今日は税務調査の立ち合いに行ってきました。
今年に入って2件目の税務調査です。
最近は弊所のお客様の税務調査立ち合い業務は
ずいぶん減ってまして、
久しぶりに2件立て続けに調査を受けています。
税務調査が減っているというのは、
藤垣会計のお客様には書面添付制度という
税理士の権利で添付することができる意見書のようなものを
提出する件数が増えてきたからです。
今日のように税務調査を受けたお客様に対しては
しっかりと帳簿の内容についても業務のフローなどまで
しっかりと把握することができるので、
書面添付をしています。
この書類を提出している企業には税務調査が少なくなると言われています。
なぜなら、
税理士が確認しているという書類が税理士の責任において
提出されているからです。
虚偽の記載があると当然税理士が懲戒の対象となると言われています。
私たちも責任をもって大丈夫だと言える場合にしか
添付できないのですね。
税務調査があることは
否定的に捉えられることが多いのですが、
私は良い機会だと思っています。
なぜならば、
税理士とお客様が一緒にまとまった時間を過ごし、
共通の敵?に対して一致できるからです。
敵というと少し違和感がありますが、
同じ目的を共有できるので人間関係が深くできるのが
税務調査のよいところなのです。
もちろんずさんな帳簿を作成して
ミスがたくさん見つかるようでは
逆に信頼関係を失ってしまいますが、
そうならないようにいつもしっかりした申告をしています。
だからこそ信頼をいただけるというものです。
税務署の方から、
「税理士先生がしっかりとやってくれておられるので
大きな問題はありませんでした。」
と言ってくれることが一番嬉しいですね。
お客様からさらに信頼をいただける瞬間です。
税務調査がないとなれば、
納税者側は不正の経理をする機会を作ってしまうので、
やはり税務調査という存在はとても重要ですね。
とはいえ、
お客様にとっては緊張することなので
しっかり寄り添ってサポートしていく必要があります。
私たち税理士は立ち合いに慣れていますが、
お客様にとっては初めてだったりするから、
調査の予告があってからずっと緊張されているのです。
その緊張を解いてあげられるように
普段からお客様の立場に立って寄り添っていきます。