過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。

毎日ブログ1284日目

 

 

おはようございます!

今日はいい天気になりそうです♬

良い一日をお過ごしください。

 

 

さて、

最近知ったことがあるんですよ。

少し前から自宅マンションの給湯器が

調子が悪くなっていました。

この間マンションの管理会社との

やり取りをブログに書きましたね。

もう10年近く使ってるので

少し早いけれど買い替えることにしました。

 

 

実家の給湯器が壊れた時も、

妹の住むマンションの給湯器のときも、

どちらも30万円くらいかかったと

聞いていたので、

そう覚悟してたんですよ。

 

 

 

でね、

たまたま水道工事で

よくしてくれた業者さんに

電話して来てもらったんです。

ガスの工事もやってくれるそうで、

工事をお願いすることにしました。

「で、30万くらいかかるんですよね」

って聞いたところ、

「そ、そんな高いわけないじゃないですか!」

と少しびっくりしながら、

「ほかの業者さんとあいみつで

見積もり取ってくださいね」

と言われました。

と言われてもガス工事の業者さんは

知らないと答えると、

スマホで検索してくれたんです。

「あーー、

そうなんだ・・・」

「え、なに?」

「あー、岐阜ってどこの業者も

東〇ガスの傘下に入ってるんですね(^-^;」

つまり、

単独で工事をしている業者が

見つからないってこと。

大手ガス会社の傘下に入っているので

どこもバカ高い工事代だということです。

 

 

実はうちの業者は名古屋の会社なんです。

岐阜まで来てもらって

工事までしても18万円程度で済みましたが、

岐阜の業者に依頼すると30万円以上かかるんです。

これが岐阜の常識?なんですね。

岐阜市民は誰もが高い金額が相場だと思ってますよ。

名古屋ではどこの傘下にも入らず

単独で営業している業者さんが多いみたいです。

もちろん価格も自由競争なので、

岐阜の相場の6掛け程度でできてしまう。

名古屋からの旅費を含めてこの値段ですから、

いかに独占って怖いことかと

感じてしまいます。

私は偶然安く買い替えられてラッキーでした(^-^;

 

 

でね、

独占と言えば税理士の仕事は

無償独占の仕事なのです。

無償とは、

有償無償を問わず税金の相談は

税理士でしかできないと税理士法で定められています。

税理士以外が税金の相談を受けることは、

無償であっても税理士法違反になるのです。

これ、知ってました?

 

 

この無償独占という強い力が認められているのは、

もちろん国の財政の根幹である税の仕組みを

しっかり維持する必要があるから。

どこかの国のように脱税がまかり通るようだと

国の基盤が傾いてしまいます。

 

 

とは言え独占するからには、

それに対する責任が発生します。

当然本業においてその責任を果たすのですが、

だからこそ税理士は社会貢献事業を

活発に行っているのです。

公益事業もいろいろあって、

私は特に租税教育について

力を入れて取り組んでいます。

税理士会の租税教育推進部の副部長をし、

岐阜県の租税推進協議会の委員も

務めさせていただくことになりました。

所属する支部でも毎年租税教室の講師を勤めますし、

新聞へのコラムを書いたりと、

税理士会ではいろいろな活動をしているのです。

私が関わることだけでもこれだけあるので、

税理士会としては本当に多くの社会貢献事業を

行っているのですね。

これからの確定申告シーズンでは、

税務署が運営する申告会場での

税務支援も行いますよ。

こうやって独占に対する責任を

社会に貢献することで果たしています。

 

 

ちなみに岐阜のガスの業者さんたちは

もしかしたら高い工事代をもらって

岐阜市民に何か貢献されているかもしれません。

ただ単に独占して自分たちだけ

甘い汁を吸っているのだとしたら、

いずれ自由競争になったときには

あっという間に競争に負けてしまうでしょうね。

 

 

ウィンウィンという言葉がありますが、

自分だけが勝つ構図というのは

どこかで破綻するのです。

独占というという

権利と責任はセットなのですね。

 

 

 

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