歴史から先を読む〈スペイン風邪〉
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ1353日目
おはようございます!
緊急事態宣言が発せられてから
最初の月曜ですね。
昨日は一日休暇を取りました。
久々に自宅でゆっくりできました。
お昼にテイクアウトを取りに
車で出かけたのですが、
スーパーやホームセンターの駐車場が
満車になっていて人で溢れてました(^-^;
スーパーのレジ待ちで
感染するリスクを考えると
とてもスーパーには入れませんでした。
一昨日の夜に、
作家の本田健さんの無料のオンラインセミナーが
開催されました。
『「世界の都市封鎖」
解除したあとに何が起きる?』
というテーマでした。
なんと1万2千人が視聴していて、
びっくりでした。
それほど示唆に富んだ内容でした。
ご厚意により無料で誰でも参加できますので、
フェイスブックの本田健アイウエオフィスの
ページを見てみてください。
最近は定期的に開催されています。
過去の動画も見れますよ。
さて、
健さんの話しでは、
過去のパンデミックから
今後のウィルスの動向を
参考にされていました。
なるほど!
と思って、
私も少し過去の事例を調べてみましたよ。
ちょうど100年前になりますが、
スペイン風邪というインフルエンザが
大流行しました。
聞いたことありますよね。
感染者5億人
死亡者5000万人
致死率10%
5億人とは当時の人口の3割程度です。
凄い感染力だったようです。
日本でも被害が大きくて、
患者数は2400万人弱、
死亡者数38万人に及んだそうです。
ちょっと驚異的ですよね。
スペイン風邪の特徴は、
新型コロナウィルスと異なり、
若者を中心に被害が多かったそうです。
新型コロナウィルスの影響で
緊急事態宣言となってしまったのですが、
いつまでロックダウンが続き、
いつになったら収束するのか?
ワクチンが出来上がる1年~1年半で
完全収束に至るわけですが、
一刻も早く経済活動を始めたいですよね。
しかし、
過去の歴史では簡単には終わらなかったようです。
スペイン風邪は、
第一波 1918年3月
第二波 1918年秋
第三波 1919年春から秋
と何度も世界に被害を及ぼしました。
特に第二波が大きかったようです。
新型コロナウィルスに重ねてみると、
今が第一波だとすると、
6、7月頃から経済活動が始まり、
また秋に第二波が来ることになります。
来年の春に第三波ですよ。
結局ワクチンができる1年程度は
この状態が行ったり来たりすることが
考えられるということです。
長期戦も覚悟しなければいけません。
ただ、スペイン風邪の第一波は小さかったので、
新型コロナウィルスとは
少し拡がり方が異なりますね。
中小企業では、
長期戦も踏まえた資金繰りを
していってください。
店舗では休業をしても、
他の手段で収入を得る方法もあるはずです。
生き残るために、
いろいろな方法にチャレンジしていってください。
また、
行政や金融機関から、
支援情報が次々に出てきます。
以前の支援策も改善されたりしますので、
諦めずに何度も情報を集めて
対応を進めてください。
テレワークが中心となるなら、
それに対応した快適な環境づくりを
考えてみましょう。
長期戦もあり得るのです。
せっかくの新しい働き方です。
自分なりに最高の環境を
整えていきましょうね!
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