過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。

毎日ブログ1420日目

 

 

おはようございます!

日曜はいかがお過ごしでしょうか?

今日はあなたの会社の成長度合いを

確認できる数字の使い方をご案内しますよ。

 

 

「年計表」という言葉を

あなたはご存じですか?

管理会計を知らない人には

馴染みがないかもしれません。

 

 

あなたの事業の状態を

毎月毎月の経営資料で確認するときに、

もっとも安定した数字で確認するために

活用できるものが年計表と言います。

例えば、

3月決算で5月までの経営資料で

自社の経営状況を判断しようとしても、

まだ2か月しか経っていない。

いったい今期はどうなんだろう??

また、

季節変動が大きい業種もそうですね。

期の初めから現在までの数字が

繁忙期がまだ来ていない場合には、

経営判断に使える数字は

どうやったら分かるのでしょうか?

 

 

その答えが年計表です。

5月分までの数字が分かっていたとしたら、

去年の6月から今年の5月までの12か月で

数字を合計するのです。

毎月毎月対象期間がズレますが、

常に12か月分を合計し、

この毎月の12か月の数字をグラフにして

線で結ぶんですね。

こんな感じです👇

いつもより図表が大きくて

上手く表示できていないかもしれません(^-^;

 

 

こんな感じに、

12か月分の合計の推移を

常に見ていくのです。

そしてこの数字が継続して下がり続けたとしたら、

会社の状況は悪化しているということ。

右肩上がりになっていれば、

成長し続けているということです。

 

 

これは季節変動や一時的な変動に

大きく左右されずに会社の状況を

見ることができる点で

大変優れています。

売上以外の売上総利益や経常利益でも

年計表を見ていくとよいでしょう。

 

 

また、

商品ごとの数量や売上を

年計表で管理していけば、

その商品の製品寿命なども

見えてくるかもしれませんね。

ぜひ経営の参考にしてくださいね!

 

 

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