不動産投資と相続税
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ1718日目
おはようございます!
昨日は不動産投資の注意すべきポイントについて
お伝えしました。
供給側の観点で作られた投資計画表をみても
見落としてはいけないところがいくつかあるので
注意してくださいね。
でね、
投資計画表で大切なのは
様々なリスクをちゃんと織り込んで
その上で資金が回っていくか、
利益が出るのかどうかを
確認することが重要でした。
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今日はそのことを踏まえて、
相続税対策についてお伝えします。
と言っても、
相続税の評価がどう下がるかという話ではなくて、
資金をどう考えるかという観点でお伝えしますよ。
さて、
相続税の対策としてアパート建設など
不動産投資を考えている人のなかで
意外とたくさんいるのが
相続税の試算をしていない人です。
業者さんから概算の試算を受けているのか分かりませんが、
それはちゃんと税理士に依頼したほうが良いと思います。
ゴールが分からないのに
よく投資ができるなぁと怖くなります(^^;
試算ができたら、
例えば20年後に2,000万円の相続税が発生するから、
その資金をどう貯めるのか?
それを踏まえた投資計画を作るのが正解です。
多くの方は、
ギリギリまで不動産を所有していて、
相続が発生したら納税資金が足らないので
土地を売却します。
それって違和感ありませんか?
おおよそ税額なんてものは
先に分かっているものです。
だったらそれを踏まえて
必要ない土地を処分して
使える土地に投資をするなど
やればいいんですよ。
良い方法が簡単に見つかるわけではありませんが、
このプロセスで考える必要があるという事です。
と言っても、
不動産のコンサルタントの人がこう言ってました。
そういう知識が得られても、
実際に行動する人は1%なんだそうです。
そこまで少ないのは
やはり情報が不足しているために
着手できないんだと思うのです。
そして、
不動産経営をされている人は、
毎月の手取りで残った利益を生活費に使ってしまうんですね。
生活のために不動産経営をされている人はいますが、
入った分を全部使ってしまっては、
次の投資には回せませんし、
大規模修繕などできなくなります。
使っていいお金がいくらなのかも
明確にしておくことをおススメします。
ご縁をいただけましたら
多くの人をサポートしていきたいと考えています。
ご興味がありそうな方がいらっしゃったら
ぜひご紹介いただけると幸いです。
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