過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。

毎日ブログ1820日目

 

 

おはようございます!

7月も終わりに近づいてますね。

実はこのブログは今月末をもって、、、

 

 

丸5年となります!!

ブログやめるとかではありません(笑

8月から6年目ですね。

引き続きよろしくお願いします。

 

 

さて、

月末の業務では

法人のお客様への決算報告が多くなります。

私がお客様にお会いする機会って、

期中に相談事がある場合、

決算前の対策検討会をするとき、

または決算報告をするとき。

あとはセミナーのときや交流会など

イベントの時くらいです。

だから決算報告は重要視しているんですね。

 

 

ただね、

決算報告なんて要らないんじゃないかという提言を

コンサルタントの先生からいただいているのです。

だって、

普段から毎月の数字報告がなされていて、

決算の着地見込みがわかっていれば、

わざわざその結末を聞く必要ってありますか?

事後報告なんて、

経営者には必要ありませんよね。

 

 

でも藤垣会計では、

まだまだそこまで毎月しっかり報告ができている

お客様ばかりではないので、

現状は決算報告はお客様と未来を話すうえで

重要な機会なのです。

まぁ決算報告ではなくて

決算前検討会をお会いする場に変更するように

変えていっていますので、

決算前後でお話しいただく機会を

作ってもらっていますね。

 

 

なぜお会いして機会を作るのか?

それは何かを決定していただく必要があるからです。

決算報告で重要なのは、

決算の内容を報告することではないのです!

ここ、

会計事務所のメンバーは勘違いしているところです。

 

 

じゃあ何を決定するのでしょうか?

それは、

今回の決算の結果を踏まえて、

これから1年に経営数字をどう動かすのか?

それを経営者に決めていただくのです。

一般的なのは、

これから1年間の役員報酬、

役員の事前確定届け出給与です。

これは決算後3か月で決めなければいけないのです。

そして資金繰りの動きを見据えて、

どのタイミングでどんな銀行対策をするべきか?

今期の決算の数字によって

銀行から資金を借りにくくなるのか、

そうだとしたら借りずに行くためには

設備投資を控える必要があることを知ってもらう。

 

 

設備投資をせずに収益をあげるためには

今ある設備の稼働率を上げる必要があること。

そのための人は足りているのか?

足りていないなら採用計画はどうなっているか?

採用のためのコンサルタントは必要ないのか?

必要なら紹介することを伝える。

 

 

そんな感じで、

お客様のこれから先の1年の動きを

経営者の頭の中にインプットしてもらい、

必要な決断をしてもらうのが決算報告です。

 

 

ただの決算書を棒読みすることが

報告だと思っておられる経営者の方、

それは違います。

もしうちのお客様がそう感じておられるなら

申し訳ありません。

私の教育不足です。

そう仰ってください!

 

 

会計事務所の報告担当の人のスキルは

それほど高くないのが現実です。

だって経営に関する勉強をする機会がないんですよ。

ただ会計と税務を経験の中でできているだけなのです。

しかしそれでは中小企業の経営はよくならないから、

藤垣会計では読書会をしたり、

職員研修をしたり、

経営者と触れ合える勉強会に参加してもらったり、

いろいろな場を提供しているのです。

積極的に参加するメンバーは限られていますが、

主体性がない人間は成長しません。

そうでない人は言い訳の世界で生きていますからね。

 

 

決算報告は未来を話せる場です。

どんな会社を作りたいですか?

そのための戦略を練る時間にしていきましょう!

 

 

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