らせん的発展の法則とリープフロッグ現象
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ1826日目
おはようございます!
今日でこのブログは丸5年となりました。
明日からは6年目に入ります!
読んでいただける人がいるから
こうやって続けられます。
いつもありがとうございます(^^)/
昨日のロータリークラブの卓話で
大先輩の経営者の方のお話が面白かったので
少しご紹介しますね!
あなたは、
らせん的発展の法則という言葉を
ご存じでしょうか?
この法則は、
物事の変化や発展、進歩や進化は、
あたかもらせん階段を登るように起こる
という法則のことです。
らせん階段を想像してもらえると分かると思いますが、
この階段って上から見ると
ぐるぐる回っているだけで、
進んでいる感じが分からないですよね。
でも視点を変えて、
横から見てみると、
少しずつ上に上がっていく様子が分かると思います。
物事の進化や発展は、
このらせん階段のように少しずつ
変化しながら変わっていくということなのです。
「情報の伝達」という切り口で
イメージしてみましょう。
大昔の情報伝達ってどうやっていたか分かりますか?
狼煙(のろし)ですよ。
煙を焚いて順に情報を伝えていくのです。
キングダムの漫画の中でも狼煙は出てきます。
そんな時代から、
手紙を飛脚で送ったりする時代を経て、
いまではメール、
そしてチャットやラインなどSNSで情報が伝わります。
電話の進化も少しずつ変わりましたよね。
肩掛けの大型の携帯電話時代から、
どんどん軽量化された携帯電話は、
iPhoneの登場でスマホの時代となりました。
機能が追加されながら、
らせん階段のように少しずつ変わってきました。
人の変化も同じで、
いきなり変化することってほとんどありません。
人生を変えるような衝撃って
一生の中で何回もあるものではありません。
そんな機会以外では
大きな変化ってまずメンタルが受け入れられないんですよね。
だから自分を少しずつ少しずつ
自分でも気がつかないくらいの速度で
変化をさせていくのが、
自分を進化させるポイントだと聞いたことがあります。
でね、
らせん的発展の法則とは全く異なる現象があるそうです。
その名も、
リープフロッグ現象
といいます。
これはカエルが跳ねるように、
一足飛びに進化を飛び越えていくことをいいます。
新しい技術の進歩は少しずつしか進めないのですが、
例えば後進国での携帯電話事情をご存じですか?
日本のような肩掛けの携帯電話の時代なんて
経験していませんよ。
いきなりスマホの普及から始まっていますよ。
まだまだ豊かとはいえない暮らしをしているのに、
携帯を見るとスマホを持っていたりするんです。
こういったインフラについては、
先に進化をしてくれた国のおかげで
一気に進化を飛び越えていくことができるのも
今の時代の特徴なのです。
そして今の日本は、
残念ながらデジタル情報の世界では
大きく世界から置いていかれているのです。
インフラの整備は進まず、
高齢者に意識を向けたサービスを重視するためか
新しいインフラ作りには消極的です。
縦型社会の構造も時代の進化には
とても不利な構造ですよね。
だから後進国にどんどん追い抜かれつつあるのが
今の日本なのです。
仕事でも感じるんですよね。
例えば私の20代の頃の時代の会計事務所の仕事。
振替伝票を手書きで起票して、
印箱に入っている科目印を伝票にバンバン押して
伝票を作っていました。
今ではいきなり入力をしてから、
伝票は後から印刷して終わりですよ。
昔時間をかけてやってきたことが
今では何の価値もないんですね。
これもリープフロッグと同じで、
今新しく会計事務所に就職する人は
一足飛びに進化した状態で仕事を覚えるんですよね。
これはいいとか悪いという話ではありませんが、
一足飛びにできることを、
もしかしたら未だに少しずつやっていませんか?
進化を受け入れることを恐れて、
昔覚えたやり方を引きずってませんか?
人は成長できる生き物です。
毎日、1ミリずつでもいいので
なにか進化できるように。
そして時に一気に飛び越えていってくださいね!
休日ということで
長文失礼しました(^-^;
最新情報を無料でゲット