過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。

毎日ブログ1866日目

 

 

おはようございます!

今日は幹部メンバー達と一緒に

来年の経営計画のための自社の環境分析をします。

動画を観ながらじっくり考えていきます。

 

 

さて、

今日は「無料」という言葉について。

あなたは無料○○と書かれていると

魅力的に感じるでしょうか?

 

 

だれもが「無料」という言葉には

弱いのではないでしょうか。

でもよく考えてください。

いくら無料でも、

価値が乏しかったらどうですか?

 

 

無料でもお金を出す価値があれば

それは嬉しいですよね。

だから無料の場合は

そこにどれだけの価値があるのか

考えてみる必要があります。

 

 

よく税理士会や市役所の無料相談に

当番で出向くのですが、

絶対にいるんですよ。

そう、無料相談の常連さんです。

 

 

以前、市役所の相談所に行った時は、

市役所の担当の方から

「今日お越しの予定の○○さんは

毎月のように来られている方で、

同じ内容の相談を何度も聞きに来られます。」

という説明をいただいた方が何名かおられました。

説明の中で

「適当にあしらってください」

と言われたかどうかは忘れましたが、

そんな気持ちにさせられることは間違いありません。

 

 

無料相談の常連って

得をしていると勘違いしているんですよね。

本当にそれは得なのでしょうか?

 

 

無料相談の常連さんは、

何度もいろいろな先生に話を聞いているうちに

なにか凄いアイデアや方法を教えてもらえると

勘違いしているような節があります。

でも、

何度相談に来られても

無料相談でできることは限りがあるのです。

実際に事務所のお客様のように

継続的に関与させていただいていれば

さまざまな過去の記録を蓄積し、

そのお客様本人以上に私たちのほうが

税務については情報を記録しています。

その情報から最善の方法を検討し提案できるのです。

しかし無料相談ではほんの一部のその場にある情報から

限られた時間の中でお話しすることしかできません。

しかも、

こちらが作業を何かできるわけではないため、

最終的には相談者が自身で申告だったり

窓口へ出向く必要がでてきます。

結局はその実務能力が専門家としても力なんですよね。

 

 

無料相談しか知らない人は

専門家にお金を払って依頼することを

勿体ないと勘違いして、

ずっと同じところで留まっています。

私はその方が勿体ないと思うんですよね。

自分にできないことを

対価を払って専門家に依頼することで

最短の時間で成果を得ることができるからです。

 

 

「無料」という言葉に

大きな勘違いをしないように気を付けましょうね。

 

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