過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。

毎日ブログ1888日目

 

 

おはようございます!

今日は琵琶湖の湖畔からお届けします。

10月に入り4月からの年度では後半に入ったということですね。

私の事務所は個人事務所のため

1月開始の事業年度となるので

今年度の最終四半期となります。

これから来年度の計画を策定していくことになります。

 

 

幹部社員とは誰でしょうか?

幹部社員って明確な役職名ではありませんが、

幹部とは経営者の真の協力者であり、

その組織には不可欠な存在です。

 

会社は経営者の力だけでは

うまくいきません。

経営者が優秀なプレイヤーであり、

優秀な営業マンである場合、

ある程度の成果を上げることはできます。

しかし、

経営者の本当の仕事は何でしょう?

それは「決断」することです。

何をして、

何をしないか、

これを決め続けることと

その決断の責任を取ることが

経営者の仕事なのです。

 

 

そして幹部社員とは、

経営者の決断を命がけで正解に導く人のこと。

幹部がいなければ

会社はちゃんと回らないのです。

じゃあ誰が幹部なのでしょうか?

それは経営者から信頼を受け、

自らが経営者の決断を正解にする人です。

 

 

例えば、

新卒採用です。

専門知識を要する仕事では

即戦力が求められます。

誰もが中途でも会計の経験がある方が

有利だと思っていても、

経営者が新卒採用をしていくと決めたら、

その決断を正解にしなければなりません。

つまり、

幹部はその新卒採用をした社員が成長し

活躍できることを証明するために

さまざまな仕組みを作り

現場で人を動かしていくのです。

 

 

先日は同じ学びの大先輩の経営者のお話を

聞く機会がありました。

その方の幹部社員へのアドバイスが

とても分かりやすかったのでシェアしますね。

「幹部社員は経営者を見るのではなく、

 経営者が見ているものを見なさい。

 それがその会社が目指していく方向なのだから」

 

 

経営者には企業理念やビジョンを

伝えていく義務があります。

しかし、伝えることが本業ではないため

伝わりかたには大きな差があるかもしれません。

だからと言って、

うちの経営者の考えてることは

よく分からないと諦めないでください。

幹部社員である以上、

自分の上司の理想としているものを

理解する義務があるのです。

分からなかったらどうしますか?

それは経営者が見ている先に

一緒に行くしかないのです。

何に興味を持ち、

どんな会社を理想としているのかを知ることで

自分の役割を理解することができるでしょう。

 

 

それができなければ、

経営者の決断を正解にすることなんて

できるはずがないし、

幹部としての存在意義がないのです。

作業をしているだけの社員であれば、

それは幹部ではないからです。

幹部社員の方は、

経営者の見ている世界を

背伸びして覗いてみてください。

同じ基準で見ることはできませんが、

少しは近づくことができるかもしれませんよ。

 

 

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